採集について思うこと
(おいらの中では採集対象外となった“カナブン”)
久しぶりに「小動物に思うこと」シリーズの記事を書こうと思います
今回は題して
「採集について思うこと」
であります
先日ちょっとうれしいことがあったので、今回このことについて書いてみようと思いました
では参りたいと思います P ゚ω゚)ノ
我が家ではクワガタは外国産のほか、国産オオクワガタ、ヒラタクワガタ、ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタを飼っていますが、コクワガタは飼っていません
ゲンゴロウは、ホンゲンゴロウ、クロゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ハイイロゲンゴロウを飼っていますが、多分もうハイイロゲンゴロウは採集の対象にしないと思います
昔、都会に住んでいた頃は、カナブンやシロテンハナムグリを大事にしていましたが、愛知県の田舎に引っ越してからは全く採集しなくなりました
この理由が解る方は多いと思います
解るけど、そんなのおかしいと思う方もいらっしゃるかもしれません
一応、解らない方がいらっしゃると困ってしまうので書かせていただきますと、
「珍しくもないものをわざわざ採集しない」
ってことです
蟻やダンゴムシを採集する方は少ないと思います
その辺りと考え方は同じです
なぜか珍しいものを採集したいのです
困ったものです(´ヘ`;)
珍しいものを手に入れたいと思うのは人間の本能かもしれません でも、さらにお金が絡むと自分の興味のないものまで手に入れようとする方々も大勢いらっしゃいます
実際、生き物に限らず様々なものが高値で取引されています
商売ですから当然だと思います
ですが、乱獲という言葉があります
生き物は乱獲が進むと絶滅する恐れがあります
絶滅するのは問題です
生物多様性という理論に基づいた問題です
(中身はめちゃくちゃ大変なので割愛しますが、知りたい方はこことかどうぞw)
でも、自分が生きている間の生活には関係なさそうです
地球温暖化問題に似てますな
ただ、そんなに難しく考えなくてもいいのかな、と思います
おいらはとりあえず、ゲンゴロウやオオクワガタがいなくなったら悲しいです
同じように世界中の全ての生き物について、いなくなったら誰かが悲しむと思います
これだったらどうですか?
先日、たまたま某オークションで採集したタガメを大量に売りに出しているのを見つけました
おいらはタガメが現在絶滅に瀕していること、そしてその生態系を保護している活動があることを知っていたので、その旨を出品者に伝え、なんとか乱獲をやめていただけないかとお願いをしてみました
するとすぐにお返事が届きまして、内容は
「そのようなことは知りませんでした すぐに出品を取りやめて、自分が飼育する分を除いて残りは全て元の場所へ逃がします」
というようなものでしたヽ(´ー`)ノ
今回のことはタガメ全体で考えた場合の大勢には影響のないことかもしれませんが、とてもうれしかったです
タガメが逃がされたことよりも、事情を知ってやめてくれる方がいらっしゃることがうれしかったのです
おいらはこれからも珍しい生き物を採集します
矛盾するとは思いません
POKKUN's SONSにも採集の楽しさや、生き物とのふれあいを積極的にさせていきます
それを通じて命の大切さとか、環境問題に向き合うことのできる大人になって欲しいのです
そのために希少な生き物たちが棲む、残された豊かな自然を体験することは、とても有用だと思うからです
そしてこのことは、きっと大人にも言えることだと思います
さらに歳をとって、もし孫なんかができても、またまた採集に行きたいです
その時も変わらず採集できる環境が残っていることを切に願います
昆虫採集も気を遣う時代になってしまいましたが、マナーと良識をもって行えばとても楽しい趣味だと思っています
↑投票ボタン 格好つけすぎですな(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ