POKKUN's Life

クワガタ・ゲンゴロウ・小動物飼育など

タランドゥスの蛹 ♀編


みなさま、おはようございます
いよいよ本日はタランドゥスオオツヤクワガタを人工蛹室に移してみます
昨日のつづきとなりますので、よろしければ併せてご覧下さいませ〜P ゚ω゚)ノ

さて今回は合計9頭のタランドゥスのうち、蛹室を造った6頭の中でもビンの最終交換時にもっとも体重の重かった、この蛹を取り出してみたいと思います

理由は雌雄の判別のためです

一般的に、クワガタの雌雄判別は3令時の体重で行うのが一番簡単だと思います
たまに判らないこともありましたが、おいら的には過去の的中率は95%を超えていますのでw

しかし、タランドゥスは今まで飼ってきたクワたちとは違い、明確な線引きができるほどの体重差がありませんでした
(経緯については、カテゴリ別アーカイブ 『タランドゥスオオツヤクワガタ』 にまとまってますので、よかったらご覧くださいまし)
…というわけで、久々に新しい発見があってワクワクしてきたところでございますΣ(^▽^;)

既に♂と断定できた30gオーバーの幼虫たちを除くと、この22gで蛹になった個体が最大ですので、仮にこの個体が♀であったなら、残りも全て♀ということがほぼ確定する訳ですねw

残念ながらこのPPボトルは半透明なので、中の様子がよくわかりません
かろうじて、幼虫なのか蛹なのかが動きや色でわかる程度です

という訳で本来は安静にしていた方がいいのですが、あえて掘り出して雌雄判別することにします、って本当は直に見たいだけですがw

ちなみにオオクワガタの場合は22gあれば♂が確定、さらに体長もほぼ70mmを超える立派な大型の個体が羽化するのですが…


ではビンをそ〜っとひっくり返して掘り進んで行きましょう


ビンを掘って行くときは、幼虫のときよりはるかに気を使います
おいらの場合はビンをしっかりと床に置いて、動かさないようにして掘って行きます

今回のビンは幼虫時に大暴れしたため、菌床部が完全にマットと化してとても柔らかく、作業が非常にラクチンでしたが、通常は菌糸で固くなっていることの方が多いので、リキみすぎてせっかくの蛹をつぶさないよう、掘る時に"力のかかる方向"なども考えながら行いましょう


さて、何度も蛹室の場所を確認しながら慎重に掘り進んで行くと、ようやく蛹が姿を見せましたw
はたして♂でしょうか?それとも♀でしょうか?
ジャンジャジャーン♪古くさい効果音でスマソ
予想どおり♀でしたw
お尻をぷりぷり振ってとっても元気ですな

ではこの蛹を素手で触らずにスプーンで一旦ティッシュペーパーにそっと乗せてから、用意しておいた人工蛹室"バケラッタくん"に移動です

ティッシュに一度乗せると、蛹に付着しているマットのカスなどが結構取れるのでおいらはそうしていますが、別にやらなくてもいいです

前にも書きましたけど素手で触らないのは気持ち悪いとかではありません
変な圧力がかかって羽化不全すると嫌だからです
これまた前にも書きましたが、何の根拠もないので反論しないでくださいませm(._.)m


"バケラッタくん"には傾斜がついていますので、高い方を頭にしてあげましょう
そうしないと頭に血が上ってしまってヽ(`Д´)ノプンプンです、うそw


せっかくなので、最後にアップで撮ってみましたw
いや〜、しかしでかい♀ですな
写真ではわからないと思いますが、この状態で約50mmあります
正確には計ってませんけどw
オオクワガタとかと比べると体長もやや大きいですけど、それよりもかなり幅と厚みがありますね
きっとこのせいで体重が重いのでしょうねw

おしまい

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 ↑投票ボタン ♂も暴く予定です、まだ幼虫ですのでしばらくお待ちください〜