ナゾニシキガメ
昆虫ネタはどーした!と聞こえてきそうですが、今日もカメネタでさーせんm(._.)m
お盆休みに愛知の実家に帰った初日、どうしても行きたかった爬虫類ショップに行って参りましたP ゚ω゚)ノ
写真はそのショップから連れ帰ってきたニシキガメ
東京の自宅に帰ってからPOKKUN's Wifeにより“クラリス”と命名された彼女が、はたしてどんないきさつで我が家の一員になったのか〜
備忘記録的に書いていこうということで2連投でありますヽ(´ー`)ノ
…いや、平たくいえば衝動買いですがorz
時はさかのぼること数ヶ月前、☆となったクサガメ五右衛門子によりぽっかり空いてしまった心のすき間を埋めるべく、新たな家族としてセスジニシキガメのアダルトをインターネットを駆使して探していた時のことでありました
なかなかどれもsold outのなか、唯一見つけたのが以下の説明によるものでありました
アカセスジガメ
(セスジニシキガメ)
ベビーから飼養中です その名を示す背中の赤いラインも健在です ぐるりと縁甲板に模様が小さく入っていてさりげなくかわいいです たぶん♀でしょ う 飼育は陽のあたる場所で飼育しているので、日頃はコケだらけです 磨くと赤い一筋のラインが細いですが、しっかり入り深緑の甲らによく映えます エサ は何でもよく食べます 毎年子亀でたくさん出回りますが、育ったサイズはほとんどみかけません ベビーから育てるとわかるのですが、思いのほか苦戦します ですが、育ってしまえばこれまた思いのほか丈夫なんです 大きくならないので、終生飼育を楽しめます
(原文ママ)
おお!なんて愛情を持って飼育されているんでしょう!前回のどこかのお兄さんとは大違いだ!(まじで嫌みw) でも写真は無いのか〜 で、このショップは何処にあるんだろう… え!? ここは地元のすぐそばじゃないですか!
これはお盆に帰省したら真っ先に見に行くしかないな!!
というわけで早速訪れたお店は一般人なら尻込みするほどの怪しいたたずまい(実際、同行した妹は入って数秒で離脱w)でありましたが、変態なことには慣れっこのPOKKUNとSONSは、まだ何もわからない甥っ子を引き連れて突撃したのでありました〜
なお、カメといえばPOKKUN's Wifeですが仕事のため今回の帰省には同行しておりませんでしたヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
通常無臭の爬虫類なのですが、このお店は随分臭いなあと思いつつ目当てのニシキガメをお店の人に見せて欲しいとお願いすると、どうも担当者がお休みらしくなにやら携帯でいろいろ聞いた上で外へ出て行ってしまいました
「なるほど、紫外線が必要だから屋外のどこかで飼育中なんだな、さぞ苔むした状態でワイルドで真っ黒な子がやってくるんだろう、うんうん」
と勝手な妄想をしながら待つこと数分後、プラケースに入った彼女をどこかから持ってやってきました
ところが彼女は予想に反して前回までに記載してきたセスジニシキガメと同じく、体色が随分と淡いニシキガメでした��( ̄□ ̄;)ナント!!
たしかにケースにはセスジニシキガメと書いてあるんですけど、なんか違和感を感じるおいらはお腹をチェック
うーん、セスジと同じ感じだなー(写真は購入後に撮ったものです、念のため)
入荷したときは子ガメだったこと、飼育して3年半ほどであること、紫外線の照射はメタハラと屋外飼育で行ってきたことを確認し、質問攻めでウンザリ気味になった感じの店員さんにも申し訳ないのと、なんだか狭いプラケでもがいている姿を見て思わずPOKKUN's Wifeに許可を得ること無くお持ち帰りを決断してしまったのでありました┐(´∀`)┌ヤレヤレ
違和感を覚えたのは、特に頭部のこの白い4つのスポットです
セスジニシキガメでこんな模様になることはあるんかいな?たしか生息域が混ざっている場所では亜種間で交雑するという記事があったなー、ということで早速ネットでいろいろ調べてみることにしました
4つのスポットが入るのはどうやらトウブニシキガメということがわかりました
なるほど、トウブニシキガメと自然交雑することがあるのか…
で、もう1つわかったことはこのライン
トウブニシキガメの最大の特徴とされるのが第3椎甲板と第3肋甲板の前縁のシームが横に一直線状になっていること
との記載を発見��( ̄□ ̄;)ナント!!
なお、背中に入る1本のオレンジ色の縦ラインはセスジニシキには必ずありますが、個体によってトウブニシキやフチドリニシキにも入ることも判明したのでありますΣ(゚Д゚;エーッ!
ちなみにトウブニシキ以外のニシキガメの甲羅はこのように一直線にはならないそうです
写真はセスジニシキガメの不二子ちゃんであることは言うまでもありませんなヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
ということでニシキガメにしては随分と色が淡いですが、クラリスちゃんは間違いなくトウブニシキガメの遺伝子を色濃く持っていることがわかりました
そして、もしかしたら若干セスジニシキガメの遺伝子も持っているのかもしれません
つまり、ナゾニシキガメだ! いきさつ説明おしまい。
返ガメする気は毛頭ありませんので、我が家のカメ池に住んでいただくことになりました
おもえば☆となったクサガメの五右衛門子も実家から長旅を経て我が家へ来たんでしたなー
なんだか運命を感じるのはおいらだけでしょうか、そうですか、そうですな(#゚Д゚)ゴルァ!!
甲長9.5cmとセミアダルトサイズのクラリスちゃんですが、1日経った昨日には早速ルパンと不二子と並んで甲羅干しをする姿を見せてくれました
これで我が家のカメは一気に5匹に増えてしまいましたねー ヽ(´ー`)ノ
さてさてこのあと体色の変化は見られるのかな?うーん変わらないような気もしますね??
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