POKKUN's Life

クワガタ・ゲンゴロウ・小動物飼育など

えぞっこさん、ご冥福をお祈りいたします

 

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えぞっ子さんのサンショウウオたち

以前よりこのブログに温かなコメントを頂いておりました、『愉快なサンショウウオたち』のえぞっ子さんの訃報を、お母様より頂いた喪中ハガキにて知りました。
こころよりご冥福をお祈りいたします。

ナゾニシキガメ

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昆虫ネタはどーした!と聞こえてきそうですが、今日もカメネタでさーせんm(._.)m
お盆休みに愛知の実家に帰った初日、どうしても行きたかった爬虫類ショップに行って参りましたP ゚ω゚)ノ

写真はそのショップから連れ帰ってきたニシキガメ
東京の自宅に帰ってからPOKKUN's Wifeによりクラリス命名された彼女が、はたしてどんないきさつで我が家の一員になったのか〜
備忘記録的に書いていこうということで2連投でありますヽ(´ー`)ノ

…いや、平たくいえば衝動買いですがorz

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時はさかのぼること数ヶ月前、☆となったクサガメ五右衛門子によりぽっかり空いてしまった心のすき間を埋めるべく、新たな家族としてセスジニシキガメのアダルトをインターネットを駆使して探していた時のことでありました
なかなかどれもsold outのなか、唯一見つけたのが以下の説明によるものでありました

アカセスジガメ  
(セスジニシキガメ)
ベビーから飼養中です その名を示す背中の赤いラインも健在です ぐるりと縁甲板に模様が小さく入っていてさりげなくかわいいです たぶん♀でしょ う 飼育は陽のあたる場所で飼育しているので、日頃はコケだらけです 磨くと赤い一筋のラインが細いですが、しっかり入り深緑の甲らによく映えます エサ は何でもよく食べます 毎年子亀でたくさん出回りますが、育ったサイズはほとんどみかけません ベビーから育てるとわかるのですが、思いのほか苦戦します  ですが、育ってしまえばこれまた思いのほか丈夫なんです 大きくならないので、終生飼育を楽しめます

原文ママ

おお!なんて愛情を持って飼育されているんでしょう!前回のどこかのお兄さんとは大違いだ!(まじで嫌みw) でも写真は無いのか〜 で、このショップは何処にあるんだろう…  え!? ここは地元のすぐそばじゃないですか!
これはお盆に帰省したら真っ先に見に行くしかないな!!


というわけで早速訪れたお店は一般人なら尻込みするほどの怪しいたたずまい(実際、同行した妹は入って数秒で離脱w)でありましたが、変態なことには慣れっこのPOKKUNとSONSは、まだ何もわからない甥っ子を引き連れて突撃したのでありました〜
なお、カメといえばPOKKUN's Wifeですが仕事のため今回の帰省には同行しておりませんでしたヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

通常無臭の爬虫類なのですが、このお店は随分臭いなあと思いつつ目当てのニシキガメをお店の人に見せて欲しいとお願いすると、どうも担当者がお休みらしくなにやら携帯でいろいろ聞いた上で外へ出て行ってしまいました

「なるほど、紫外線が必要だから屋外のどこかで飼育中なんだな、さぞ苔むした状態でワイルドで真っ黒な子がやってくるんだろう、うんうん」

と勝手な妄想をしながら待つこと数分後、プラケースに入った彼女をどこかから持ってやってきました

ところが彼女は予想に反して前回までに記載してきたセスジニシキガメと同じく、体色が随分と淡いニシキガメでした��( ̄□ ̄;)ナント!!

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たしかにケースにはセスジニシキガメと書いてあるんですけど、なんか違和感を感じるおいらはお腹をチェック
うーん、セスジと同じ感じだなー(写真は購入後に撮ったものです、念のため)

入荷したときは子ガメだったこと、飼育して3年半ほどであること、紫外線の照射はメタハラと屋外飼育で行ってきたことを確認し、質問攻めでウンザリ気味になった感じの店員さんにも申し訳ないのと、なんだか狭いプラケでもがいている姿を見て思わずPOKKUN's Wifeに許可を得ること無くお持ち帰りを決断してしまったのでありました┐(´∀`)┌ヤレヤレ

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違和感を覚えたのは、特に頭部のこの白い4つのスポットです
セスジニシキガメでこんな模様になることはあるんかいな?たしか生息域が混ざっている場所では亜種間で交雑するという記事があったなー、ということで早速ネットでいろいろ調べてみることにしました
4つのスポットが入るのはどうやらトウブニシキガメということがわかりました
なるほど、トウブニシキガメと自然交雑することがあるのか…

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で、もう1つわかったことはこのライン
トウブニシキガメの最大の特徴とされるのが第3椎甲板と第3肋甲板の前縁のシームが横に一直線状になっていること
との記載を発見��( ̄□ ̄;)ナント!!

なお、背中に入る1本のオレンジ色の縦ラインはセスジニシキには必ずありますが、個体によってトウブニシキやフチドリニシキにも入ることも判明したのでありますΣ(゚Д゚;エーッ!

 

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ちなみにトウブニシキ以外のニシキガメの甲羅はこのように一直線にはならないそうです
写真はセスジニシキガメの不二子ちゃんであることは言うまでもありませんなヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

ということでニシキガメにしては随分と色が淡いですが、クラリスちゃんは間違いなくトウブニシキガメの遺伝子を色濃く持っていることがわかりました
そして、もしかしたら若干セスジニシキガメの遺伝子も持っているのかもしれません

つまり、ナゾニシキガメだ! いきさつ説明おしまい。

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返ガメする気は毛頭ありませんので、我が家のカメ池に住んでいただくことになりました
おもえば☆となったクサガメの五右衛門子も実家から長旅を経て我が家へ来たんでしたなー
なんだか運命を感じるのはおいらだけでしょうか、そうですか、そうですな(#゚Д゚)ゴルァ!!

甲長9.5cmとセミアダルトサイズのクラリスちゃんですが、1日経った昨日には早速ルパンと不二子と並んで甲羅干しをする姿を見せてくれました
これで我が家のカメは一気に5匹に増えてしまいましたねー ヽ(´ー`)ノ

さてさてこのあと体色の変化は見られるのかな?うーん変わらないような気もしますね??

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 ↑投票ボタン 奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です! なんつってw

ヒヤケニシキガメ

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お盆休みもいよいよ終ろうとしており、かなり現実逃避したいこのごろですorz
みなさまお元気でしょうかP ゚ω゚)ノ

今年の夏休みは毎年恒例のミヤマクワガタ採集には出かけましたが、それ以外はあまりの暑さにほとんど家に閉じこもっておりますι(´Д`υ)
しかしながら元気な皆様におかれましては、プールや海に出かけてこんがり小麦色ざんすー(死語)っていう方も多いのではないでしょうかw

と前振りはこれくらいにして、本日のお題は“ヒヤケニシキガメ”でございます
けっしてそんな名前のニシキガメがいるわけではなくて、単に日焼けしたニシキガメのお話であることは言うまでもありませんが…

写真は飼育13年目に突入した毎度おなじみセスジニシキガメの不二子ちゃんと、前回の記事で公開した同じくセスジニシキガメの子ガメ(名前はまだ無い)です
みての通り大きさが違うだけで同じ種類のセスジニシキガメですね

だがしかしだ!前回記事を読んでない方のために簡単に書いときますけど、この子ガメたちは色彩変異の個体を仕入れた、とのたまっておった東レプ出店の兄ちゃんを信じて購入したはずである

ではわかりやすく、その色合いの変化をご覧いただきましょー

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5月18日(購入日)

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6月23日

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8月16日(今日)

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5月18日(購入日)

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6月23日

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8月16日(別個体ですけど)
我が家に連れてきてからはずーっと屋外で自然の太陽光によって紫外線をしっかり浴びせながら飼育してきたわけですが、わずか数ヶ月でこんがり小麦色どころか真っ黒に変色しました

個人的な推測ですが、この子たちは紫外線灯もろくに浴びせずに1年間放置されていたのでしょう
たぶん仕入れたときは普通の色だったんじゃないのかなあ
ということで、東レプに出店していたあのお店の兄ちゃんは嘘つきだったという結論です(#゚Д゚)ゴルァ!!

でも別に色彩変異個体が欲しかったわけではないのでいいですしおすし
そして綺麗な甲羅に戻ってきて個人的にはむしろよかったなあ、なーんて思ってます

今回の件であらためてアダルト個体がまず販売されないニシキガメの紫外線事情に納得であります
だって、屋外で管理するのは商品としては難しいでしょうからねえ、盗まれるだろうし。

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ところで大人のカメたちを水換えしない池で飼育するようになって思ったんですけど、頻繁な水換えは皮膚や甲羅に多少なりともダメージがあるような気がしています
というわけで気休めかもしれませんが、こんな便利そうなものを現在は水換えの都度添加しています

テトラレプトセイフ お値段まあまあ高めorz

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最後に現在の子ガメたちの飼育環境でございます
お掃除が楽なよう、カメシェルターとフローティングランドHGという浮き島を入れただけの簡素なセットです
ついでにフィルターも入れときました
水換えは1週間に1〜2回程度

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そして、日差しが強すぎて水がお湯になってしまうのを防ぐため、現在はすだれで半分くらい覆っています
ひそかに我が家のカメご意見番POKKUN's Wifeがやってくれました、あざーっす!
多分みてないと思うけどw

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 ↑投票ボタン  甲長は6cmくらいになりました

ようこそ!

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今年の春はいつまでも寒くてなかなか気分が乗ってきませんでした(好きな季節は夏だけなのでw)けど、ようやく最近は暖かくなってきてなによりでござるP ゚ω゚)ノ

五右衛門子の急逝のショックからはずいぶんと立ち直ってきたものの、やはり心のすき間を埋めるべく新たな家族をお迎えに行こうということで、去る5月18日土曜日、池袋サンシャインシティで開催されていた東京レプタイルズワールド2013に、POKKUN's SONS2人を引き連れていって参りました〜

ちなみにカメといえばPOKKUN's Wifeはどうした、ということなんですけど、

「わたしはまだ五右衛門子の喪に服している」
とかいって欠席でありますorz

実は、サカナクションというバンドのファンクラブに入って最前列のライブチケットをゲットしていたので、そちらに全身全霊を傾けたかっただけということは内緒であります┐(´∀`)┌

ちなみに今回のターゲットは、現在残された2頭のカメのうち不二子と同じセスジニシキガメであります
子ガメ時代に飼育方法を誤ったことで、現在も甲羅に変形箇所が残ってしまっていることに悔やんでいることが引っかかっているからかもしれません
さらに不二子が♀なので、♂の成体が一番心のすき間を埋められそうな気がしますw
そうしたら繁殖にも挑戦してみたいなあ、なんて思ってしまいました

しかし産まれたての子ガメは流通しているものの、性別の判定が出来る亜成体〜成体はなかなかお目にかかる機会がありません
実はここ1ヶ月、都内各地の爬虫類ショップを何ヶ所も巡りましたが、やはり見つからなかったのでありました

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開場のAM10時に間に合うよう計画的に家をでたPOKKUN一行でありましたが、人身事故の影響で山手線が全線運休というアクシデントもあり、また多数の来客の入場待ちの列に並んだ結果、入場出来たのは11時前でありましたΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!
ゆっくり会場風景の写真も撮りたかったのですが、ご覧のような人だかりであります��( ̄□ ̄;)ナント!!

なお今回の出店数は想像を絶する64もの数でありますΣ( ゚ー゚*;))
世界中のヘビやトカゲ、ヤモリやカメに混じって両生類のカエルやイモリ、猿や猛禽類なども販売されていました
さすがに普通種のアカミミガメやクサガメはほとんど取り扱っているお店がなく、マニア向けイベント臭が充満しております(゚ν゚)クサー

しかしながら、ニシキガメの出品は亜種のトウブニシキ、フチドリニシキといったレア種の亜成体は見かけたものの、入荷数が多いはずのセスジニシキは産まれたての子ガメすらみつかりません
ニシキガメの成体は基本的に輸入をしていないため、販売個体は国内飼育個体を引き取った時のみになる、とある大型爬虫類ショップのオーナーが言っていたのですが、やはりここでも厳しいようでありました

と、あきらめかけていたその時、見慣れない色のニシキガメを見つけました��( ̄□ ̄;)ナント!!

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確かに記載は、『セスジニシキガメ』
その特徴である背中に1本の朱色がかったラインが入っています
しかし甲羅の色が薄い!?体の色も薄いぞ???

お店の人に確認すると、色彩の珍しい個体だったので昨年7月に本場アメリカから入荷したとのこと
セスジニシキに限らず子ガメは国内繁殖のCB個体というのが一般的ですが、これは珍しい!
自然界では普通このように白っぽく目立つ個体は補食されやすく、成体になるまで生存出来ることは稀のようです

大きさは甲長5cmほどの子ガメでしたが、すでに冬眠経験済ということも聞いて出品されていた2頭を連れて帰ることとしました
このときすでに雌雄の不明はどうでもよろしくなっておりましたヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
あまり知りませんけど、色彩のうすい個体は生命力が低いとされることが多いので気になったのでありましたが、セスジニシキ自体がなかなか見つからなかったことも後押しして、衝動買いであります(´▽`*)アハハ

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甲羅の色はこのようにニシキガメの名前に値しない見映えのしないグレーであります
さらには白くまだらになった箇所も見受けられます
これは購入先のショップでは屋内飼育であったことから、紫外線不足によるものかもしれません
ニシキガメにとって太陽光の紫外線に勝るものは無いのは不二子ちゃんで実証済ですが、紫外線灯で十分などとおっしゃるショップもいまだ多くあります

幸いなことにまだ甲羅に柔らかいところも、大きくくぼんだり反ったりした箇所もないため、これからの飼育次第で十分美しい甲羅が形成されるはずです、と自らに言い聞かせているのでありますβακα..._φ(゚∀゚ )アヒャ

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こちらは普通色のセスジニシキガメの子
不二子ちゃんの子ガメ時代の写真を引っ張り出してきました
このように普通は暗褐色だか暗緑色であります

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さらに頭や手足に至ってはこんなに白人もとい、白カメでありますΣ( ゚ー゚*;))
メラニン色素が合成されないアルビノではないと思いますが、明らかに薄いですな

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そして比較対象の不二子ちゃんその2
褐色の肌がワイルドだろ〜? いえ、普通ですorz
しかし小さいな〜(・∀・)コケティッシュ!!

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一旦は我が家のカメ池に入れてはみたのですが、やはり大きな成体と一緒にするのは事故が怖くてやめましたw
カメ池は水深も65cmほどと深く広いため、見失いそうですしおすし

というわけで冬期のルパンくん専用ケージにて飼育することとしました
陸場には久々のカメシェルター登場であります
また、ゲンゴロウ産卵床として使用予定のホテイアオイで解放水面を減らしておきます
これにより今後、炎天下の水温急上昇をある程度緩和できるはずです
もちろんこのあと外敵から守るため、しっかりとステンレスの網を設置しました(・∀・)イイネ!!

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翌朝、さっそく甲羅干しに勤しむ2頭のニューフェイスを窓越しに激写w
窓を開けたらそそくさと水中に逃げ込んでしまいました┐(´∀`)┌ヤレヤレ

さて、これから長いおつきあいをよろしくねw

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↑投票ボタン 雌雄がわからんので名前が決まらない…

さようなら、五右衛門子

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今日POKKUN's SON(小)の入学式のあった4/8、ひっそりと永眠を確認。
たくさんの思い出の日々をありがとう。ちょっと突然すぎて、今は言葉がみつかりません。


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↑投票ボタン 享年12才は短いなあ

カメの池が完成しました(≧∇≦)b その3(終)

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久々の更新なのに三連投w
いよいよ自画自賛のカメ池も最終回となりましたβακα..._φ(゚∀゚ )アヒャ

こちらは2階バルコニーからのカメ池の様子
池の水を張ってから1ヶ月ほど経過しましたが、当然水換えは行っていませんw
今のところやや濁ってはいますが自然な感じで特に問題はないようです

また、時折トンボたちが鳥避けの網を上手にくぐり抜けて産卵に勤しむ様子も観察出来ました(・∀・)イイネ!!
おそらく少し濁った池の底には小さなヤゴたちが産まれていることでしょう(´∀`*)ウフフ

他には特に何も同居生物は入れていませんが、なぜか先日ドジョウが泳いでいる姿を確認��( ̄□ ̄;)ナント!!
写真左の柵のそばに設置している睡蓮鉢から飛び出した個体が、うまい具合に池に逃れたのは間違いありませんけどねw

それでは前回の続きです〜

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おーっといきなりプール開き! (・∀・)ニヤニヤ
水をためてみたものの、まだまだカメを引っ越しさせられる状態ではないので、とりあえず大きくなったPOKKUN's SONSたちがお先に失礼させていただきましたm(._.)mあ、でもSONSたちっておかしいなー
訳したら子供たちたちじゃん、とか思ったけどまーいいですかβακα..._φ(゚∀゚ )アヒャ

最近はすっかり秋も深まってきましたが、この時はまだ8月3日と酷暑厳しい夏休みのまっただ中w
誘ったおいらが悪いのですが、このあと完全に日が暮れるまで1時間以上付き合わされたのでありました┐(´∀`)┌ヤレヤレ

ところでこの写真には配水管が写っていますなw
池の底から65cmのところに排水口を設置したこの管によって、今後雨などで水かさが増してきてもこれ以上溜まることなく雨水トレンチへと流れるようになっていたりします( ゚Å゚)ホホゥ

これにて土建屋さんと水道屋さんの仕事は糸冬 了となりました( ̄ー ̄)/~~

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最後はウッドデッキと池の周りの枕木の施工です

まずはネットで購入したオーストラリア産中古枕木(ユーカリ)を池の周りに設置しました
池の内壁に数センチせり出すように設置することで、ネズミ返しならぬカメ返しな感じで周りを囲みました(・∀・)イイネ!!
ところでこいつはとにかくヘビーでありました(;´Д`)
そのせいで一緒に設置を手伝ってくれたたろうさんの指がつぶれちゃいましたが (゚ε゚)キニシナイ!! o(`ω´*)o

枕木の設置が終了した数日後、いよいよ最後のデッキ施工です
こちらは2階バルコニーを施工していただいた業者さんに、きっちり1日で仕上げていただきました(・∀・)チゴイネ!
ゲリラ雷雨が時折やってくるという大変な天気の中、5名の猛者のみなさん d(゚Д゚)☆スペシャルサンクス☆( ゚Д゚)b
もちろん前回記事にありました、下がったバルコニーの脚もこの時ちゃんと直していただきましたw

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もちろんデッキ屋さんもカメの生態にお詳しいわけではないわけで、普通ではない箇所の設計はおいらです自画自賛

こちらのデッキは板が“すのこ状”に外れるようお願いをしました
ま〜オリジナルアイデアではないのであまり偉そうなことはいえませんが・・・

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で、こいつを開けるとこのように産卵場が真下に現れるわけであります (。・x・)ゝ
賢明な読者のみなさんならおそらく予想されていたでしょうが、それでもびっくりしろ。

ちなみに既製品のプラ舟(外寸サイズ:W600×D455×H190mm)がぴったり収まるように陸場に穴(しかも底は水はけの良い砂利敷仕様w)を設計したのも、ちょうど真上に来るように作る開閉口が、デッキを支える大引(デッキの板を下から押さえる縦に太い角材のこと)にかからないように寸法をきっちり出したのもおいらであることはいうまでもありません( ゚Д゚)ドルァ!!

なお、産卵床は園芸用のバーミキュライトピートモスを混ぜたものを使用しました
これで無事、来年の産卵が出来るといいですな〜、無精卵でしょうけどw
いや、同居させたのでハナガメとクサガメの交雑種が産まれるかも (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

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ちなみにカメ目線で陸場に上がると、奥はこのようにしっかりと上まで囲われています
適度に通風を確保出来る程度のすき間はあけましたが、どこをよじ登っても脱出は不可能であります(≧∇≦)b

ここは日中カメの体温調節が出来る日陰にもなりますが、台風や大雨の日はもちろん、普段であってもこの下で夜眠っているカメもいます

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お次はこちら
カメが陸場に上がるためのスロープは、ステンレスのファインメッシュという金網を購入し、お知り合いの製造業社長様にオーダーで作っていただきましたヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
重さで曲がってしまわないよう2枚のステンレス板で補強を施したのも、なるべく防水をした池に穴を開けたくないので底部になる部分に重りのステンレス板を施したのも、工場に何本も水槽を並べられている生き物好きな社長の粋な計らい●⊂(゚∀゚ )ウンコセンキュゥー♪洒落だよ♡

さらにカメが夏の日差しで火傷しないよう、そしてなにより見映えも考慮して人工芝を取り付けましたw

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池をきっちり掃除してスロープをボルトでしっかりと固定したら、最後は再び排水口を取り付けます

池の底の排水口に取り付ける、前述のオーバーフロー型配水管の付け根は真鍮製であります
真鍮は水中使用で錆にくいんだそうです(・∀・)イイネ!!

これに念のためシールテープを巻いて水漏れに備えたらねじ込んで、いよいよ準備が整いましたキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

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入水開始 (>Д<)ゝ”
念願のカメ池がとうとう完成したのは9月2日のことでありました
長かったなー

計画から4ヶ月という実に長い月日を経て、とうとう出来上がったPOKKUN's tortoise-pond!!( - _ - )イイ!

ちなみにタートルはウミガメで、リクガメはトータスらしいのでこんな名前。 と、うんちくたれておきますよw
リクガメじゃないけどβακα..._φ(゚∀゚ )アヒャ

キングトータス知ってますか?知るか( ゚Д゚)ヴォケ!!ウルトラマンタロウなんか。

やっぱPOKKUN's turtle-pondの方が正しいかな〜、どうでもいいや英語嫌い ヽ(`Д´)ノ

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そして今日もマターリ(´ー` )カメを眺める風景

おまえら幸せ者だね〜
カメ好きの嫁のおかげですよww

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 ↑投票ボタン ←ルパンくんはスロープ付近に顔だけ見えてますよ

カメの池が完成しました(≧∇≦)b その2

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今日はもちろん前回の続き、カメ池完成までの行程をお送りしますP ゚ω゚)ノ
写真は前回記事とは違う角度から撮ったカメ池
一番大きなカメの甲羅が約18cmくらいですので、なんとなくその大きさがわかるかな〜
18cmというとだいたい大人の手の大きさくらいですなw
もちろん手首から中指の先まででございますよヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

おそらく彼らはこれ以上大きくなることはほとんどないと思われますので、とってもぜいたくな広さであります(・∀・)イイネ!!

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それでは本編に参ります (。・x・)ゝ

砕石と鉄筋を敷いた池の底に生コンを流し込み、固まったところ
さらには池の壁面になる中心の位置に鉄筋が組み込まれました( ゚Å゚)ホホゥ

今回の池は前回書いた通り、
『池全体を高い柵で囲わなくともカメが逃げられないこと』
が基本コンセプトですので、設計上向かって左側ウッドバルコニーの脚の下まで掘る必要がありました
というわけで宙づりになった脚の代わりに鉄パイプでウッドバルコニーを支えています

7月5日のことでありました
まだまだ梅雨のまっただ中であります

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お次は壁厚が15cmになるように型枠を組み込んでいきます

ここまで来たらもうやり直しが困難です
何度も図面を確認しながら十分な池の面積が取れているか確認します

このあと製作するカメが陸場へと登るためのスロープの角度も決まってしまうため、とても重要なポイントでありました〜 ( - _ - )

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池の壁面も固まり、型枠を外してからは実は何度となく問題が発生しました 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工

なんとバルコニーの脚の辺りの型枠が図面通りになってなかったのです��( ̄□ ̄;)ナント!!
この写真ではちょうど隠れて見えませんが・・・w
さらには水平を取ってくれたはずのバルコニーの脚が実は水平ではなく、1cmほど下がってしまっているというとんでもない事態が発生ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!

プロ失格ですね〜土建屋さん、と言ったとか言わないとかw

もちろんここはやり直しであります┐(´∀`)┌
実はこの箇所を誤るとカメが脱走してしまうのでおいらも必死でありましたww
ただしもう完全なやり直しは出来ないので、出っ張った部分をサンダーという削る機械でひたすら削ってもらいました

設計図が素人だと職人さんも大変ですな
いや、設計図は関係ないな〜

問題の箇所を手直しした後は、いよいよ防水工事となります
この下ごしらえとして、多角形的な池の隅という隅にモルタル(混ぜる砂の目が細かいコンクリート)でアールをつけていきました

というわけで少し出来ては現場監督のおいらが確認→やり直しを依頼するという作業が何度となく行われ、精神的にちっとも楽しくない日々を送った7月下旬のことでありました〜(´・ェ・`)

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一方、水道屋さんの仕事は ───

前回記事で少し触れました、予想外で使えないことが判明した仮設立水栓の有効利用でありますw

写真手前に写っている左側グレーの配管が使えなかった排水用パイプ
ここに新たな立水栓を造ることに決めました
さらに黒く細いL字のパイプが上水の配管です
ちなみにその横はどうでもいい汚水枡とかいうものw

たまたまここに立水栓を製作する予定にしていたので、結果的には無駄にならなかったわけですな( - _ - )イイ!

ついでにこれまた前回記事で記載した、池の排水に使うもう1つの雨水トレンチが見えますね〜
こいつは30cmほどかさ上げして地表に出すことにしました
これで排水の様子がふたを開ければ確認出来るようになりますし、汚泥が堆積したら取り除くことも可能になるわけですなw

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もう1つの重要なお仕事は池の上水を引く作業であります (。・x・)ゝ
当初使う予定であった仮設立水栓は、新たな手洗い・散水用立水栓に生まれ変わるため使いません
これにより新築時にとりあえず設置した母屋付近の安価な立水栓はもう必要がなくなるため、こいつを池まで伸ばすことにしたのであります

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それでは再び池に戻りますP ゚ω゚)ノ

先ほどの上水は仮設ですがこの時点でとりあえず池の向こう側に配置が完了
そして防水工事も完了です

今回の防水はFRPというプールやベランダ内部に使用する方法を採用しました
ちなみにこれは某水族館勤務の海獣氏のアドバイスによるもので、屋外での高い耐久性に加え、表面がつるつるに仕上がるため付着する苔を落とすのも比較的楽ですし、なによりカメの脱走防止にはもってこいの施工方法であります( - _ - )イイ!

さらに色は濃い茶色をチョイスしましたw
FRP防水では選べる色が少ないのですが、なかなかいい色があったと思います(・∀・)イイネ!!

また、陸場の周りを脱走防止のためブロックで囲いました
最終的にはこの上にウッドデッキが載るため、日陰になる部分が半分以上です

そして実はここでも土建屋さんのうっかりが発生していますw
次の写真でわかるんですが見つけられますかね〜???

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防水も完全に乾き、カメの陸場もコンクリートを打ち終わりました
そして、陸場奥の穴は産卵用の土を入れる箇所であります (。・x・)ゝ

さらには仮設で設置していた立水栓も、池と同じ色の枕木風立水栓カバーなるものでデコレーションです
このカバーもまたFRP防水が施されているので、池内部と全く同じ色でマッチしております(・∀・)イイネ!!

ところでコンクリートの池の場合かなりの灰汁が発生しますけど、FRPで防水をするとしみ出してこないため灰汁抜きの手間が省けるのは嬉しい誤算でした
陸場のコンクリートから多少出ましたけどw

というわけで、灰汁も治まった8月3日、いよいよ水をためてみることにしましたヽ(´ー`)ノもちろん水漏れがないかのチェックでありますP ゚ω゚)ノ

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↑投票ボタン 次回で最終回w

カメの池が完成しました(≧∇≦)b その1

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えー、随分久しぶりですが皆様お元気でしょうか?

今年のPOKKUN一家の夏は、カメ池並びにその他自宅外構工事にて終了しました

いや、正確にはミヤマ採集とかは毎年の恒例行事なのでしっかり押さえましたけどw
あとジャパンスネークセンター行ったり、伊豆アンディランド行ったり、ぐんま昆虫の森行ったり色々してました(´▽`*)アハハ

で、忙しすぎてブログの更新は出来ませんでしたと言い訳しておきますw
というわけで、本日ようやく久々の更新記事を公開であります(。・x・)ゝ

写真は完成したカメ池に引越してすでに1ヶ月ほど経ったカメたち
当初は環境に慣れずなかなか甲羅干しする姿を見せてくれませんでしたが、最近では人が近くを通っても涼しい顔で勤しんでおります(・∀・)イイネ!!

それでは続きで、カメ池完成までの過程を見ていきたいと思いますヽ(´ー`)ノ
手前味噌ですけど備忘記録にもなるし、せっかくだからみておくれww

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ではまず施工場所の写真 (。・x・)ゝ
ご覧の通り、草ボーボーだぞ (#゚Д゚)ゴルァ!!

境界のフェンスも何もない中、謎の立水栓(仮設)があるのみであります
ちなみに見えている木の柱は2階のウッドバルコニーの脚で、あと1本の計3本が庭に立っていたりします
さらにこの立水栓の脇には排水用の塩ビ管もあります
もちろん家を建てる際、将来施工するであろうカメ池のために設置したわけですが・・・

これが全く役に立たたないことに気づくのに、そんなに時間はかからないのでありました Σ(゚Д゚)ガーン

カメ池施工を決めたのは去る5月6日、ゴールデンウィークの終了日でありました

 

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まずはこの荒れ地に池をどんな風に造るのか考えました( -人-).。oO(・・・・・・)
一応池が施工出来る業者さんをネットで探して何となく設計を依頼してみましたが、やはりカメの生態がわからない方に頼むのはかなり無理だと判明
頼んだS様、申し訳ありませんでしたm(._.)m

結局自ら設計をすることにしたのであります

でその素人が書いた図面がこちらw
今回2階バルコニーに合わせたウッドデッキも同時施工をして、カメ池とコラボレーションすることにしました(≧∇≦)b
これは上から見た図面ですけど横からの図面も書きました、がそっちは省略w

なお。

今回の池のコンセプトは

1.カメ池全体を高い柵で囲わなくともカメが逃げられないこと
2.水換え時の掃除が楽(苔が生えにくい)な内壁
3.水換えを極力少なくするため十分な水量を確保
4.1年を通じて日光の当たる陸場と体温調節のための日陰の確保
5.産卵場の設置


以上であります (。・x・)ゝ

もちろん今回の設計に於きましては様々なカメ池施工例をネットで検索させていただきました
その中でも最も参考にさせていただきましたのは

〜WELLCAME〜様のページでありますこの場を借りてお礼申し上げますm(._.)m

徹夜して出来上がった図面を、起きて来たカメマニアのPOKKUN's Wifeに献上したところ、
「ふーん、よく考えたね。いいんじゃないw」とのこと
もっと褒めなさいよ(-∀ー#)

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というわけで図面が出来たら早速施工してもらう業者さんを探さねば・・・
紆余曲折ありましたが、池は土建屋さんに、配管は水道屋さんにお願いすることになりました

2トン以上にもなる水圧に耐えられるよう、池自体は15cm厚の鉄筋コンクリートで施工することに決定(・∀・)イイネ!!

で早速掘り始めた土建屋さん
ユンボ(パワーショベルのことねw)も使わず人力2名でがしがし掘っていきますΣ( ゚ー゚*;))
すると土中から大きな枡が出て参りました��( ̄□ ̄;)ナント!!
これは雨水トレンチといいまして、我が家のある立川では自分の敷地内に降った雨水は下水に流さず自分の敷地内で浸透させなければならないそうで、このような枡が2ヶ所設置されているのであります
なお枡のフタを開けると深さは約150cmあり、底には厚い砂利が敷いてありました

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さらに想定外の事態が発生ド━(゚Д゚)━ ン !!!

仮設で設置した排水用の管は地表からわずか数10cmほどの深さにしかないことが判明したのであります
池の深さはおよそ70cmの設計であるため、その底から排水をするにはそれ以上の深さに敷設されていなければ水が流れませんΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!

使えねーな新築施工業者め、やっつけ仕事しやがってヽ(`Д´)ノプンプン

さらにこの邪魔なトレンチも撤去しなくてはいけません
ここで水道屋さんから提案がありました
「このトレンチを横でつないでいる配管に排水をつないではどうでしょう?」
写真の通り、雨水を浸透させる2つのトレンチを深さ100cmほどのところで横につないでいる塩ビ管がありました
この塩ビ管には無数の穴があいており、この周りにもまた浸透を助ける大量の砕石が埋まってます

なんとか池側のトレンチもカサを50cmほどに下げることで完全に撤去することなく生かすことになりました

というわけで、我が家の池の排水は下水には流さず、土中に埋めたこちらと、もう1つはむしろカサを上げたうえで地表にフタを設置して今後メンテナンスが出来るようにした雨水トレンチにて浸透させることとなったのです、めでたしめでたし(法律とか違反してるのかもしれないけど (゚ε゚)キニシナイ!! )

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というわけで第一の関門を突破したカメ池施工( ´ー`)フゥー...

十分な深さまで掘った池の底には想定外によって得ることのできた砕石を敷き詰めましたw
さらに鉄筋で底を補強します

このときすでに6月26日
なにぶん現場監督のおいらが土日しか参戦出来ないため、スローペースで進んでいくのでありましたw

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↑投票ボタン 久々で息切れしたので次回に続くw

スマトラ蛹化

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今日はクワネタでお送りしますP ゚ω゚)ノ
今も高い人気を誇るスマトラヒラタですが、なかでも内歯が根元のほうに発生するインドネシアアチェ産の個体が一番人気なのも変わらない事実でありましょう

ところで最近になって、スマトラヒラタも亜種として学名があることを知りましたΣ(^▽^;)
おいらが外国産クワガタの飼育書などを読みあさっていた十数年ほど前では、東南アジアのオオヒラタではフィリピンのパラワン島に生息する体長が最大に達するヒラタクワガタ、通称パラワンオオヒラタにのみDorcus titanus parawanicusという亜種名がついていただけで、以前飼育していたミンダナオヒラタやマレーヒラタも含め、そのほかのオオヒラタはDorcus titanus、あるいは原名亜種としての学名でしょうか、Dorcus titanus titanusとして表記されていました

で、スマトラヒラタの学名ですが、

“Dorcus titanus yasuokai”
というんだそうです( ´・∀・`)へー
スマトラヒラタは産地による大アゴの形状の変化が有名です
この辺の差異が遺伝子的にどこまで研究されているか知ってる方がいらっしゃったら教えてくださいm(._.)m

で、亜種名はやっぱり日本人ですかw
ちなみにマレーヒラタにも日本人らしき亜種名が学名としてついていました
最後に「i」の字が余分につくのはいつものことですけど、なんで???

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余談ですけど、トップの写真は無断転用してます(´▽`*)アハハ

虫部屋にかけている"2012年 昆虫カレンダー"の9月にスマトラヒラタがあったので、写真に撮ってみました
昨年初めて使ってみたのですが、日にちのところに月齢が記載されていて、またメモが出来るようになっているためおいら的にとても便利だったので、今年も購入してしまいましたw

ちなみに月齢が何に必要なのかは教えませんw
・・・単なる意地悪ですβακα..._φ(゚∀゚ )アヒャ

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前置きはこのくらいにして、こちらは前回の記事から放置してきたスマトラヒラタの♂幼虫たち
写っているボトルは4本ですが実際は5本、つまり合計5頭の♂を飼育しています

前回記事を熟読された皆様におかれましては、矛盾のある数と思われてしまいますなw

実は産卵セット割出しの際、見落としていた幼虫が2頭見つかったのでありましたw
割出し後もマットと木片をセット容器に戻して保管していたのですが、数ヶ月後におおきな食痕をケース越しに確認していたのでありました(´▽`*)アハハ
なので、5頭になったんです

ちなみに♀は1頭が黒点病で★となってしまいましたが、残る7頭は昨年のうちに全て羽化しております
サイズは44〜47mmと、特筆すべき成果はありませんでした (。・x・)ゝ

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♂ボトルのうち1本は半透明なPP容器でも確認出来る位置に蛹室を造っていました
たまに確認していましたが、本日どうやらとっくに蛹化が完了しているようでしたので、早速拝んでやろうと掘り出しを敢行であります (。・x・)ゝ

慎重に掘り進んでいくと、おおきなアゴが現れました��( ̄□ ̄;)ナント!!

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とりあえず、完品の蛹ですな( - _ - )イイ!
この時点で左右非対称の箇所なんかが見つかるとかなり(´・ω・`)ショボーンなんですが、よかったよかったw

個人的に気になっていたのは飼育温度でした
タイキビの記事でも書きましたが、大型であり熱帯地方に生息するオオヒラタにはそれなりの温度がないと蛹化出来ないのではないかという心配でありましたが、この個体はとりあえず大丈夫だったようです
他の個体は確認していませんが、多分大丈夫だろうということでおしまい (。・x・)ゝ

ちなみに虫部屋では暖房16℃で24時間運転をしていますが、実際は床部分が17.5℃くらい、棚の上部は20℃くらいであります
棚上部から、スマトラヒラタ、ホンドヒラタ、国産オオクワガタ、マレーアンタエウスの順に並べています

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計測はしていませんけど、オオクワプロのイクスチェンジャーに乗せてこれくらいのサイズ
一般的に言えばカレースプーンくらいのサイズですからどうでしょう?

残念ながら幼虫時の最大体重は不明です
前回記事で公開の4ヶ月前は発育途上でしたから参考にならないと思います

だって、2000ccの菌床はほとんど食い尽くされていましたからΣ( ゚ー゚*;))

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初めて飼育したクワガタの蛹は毎度観察のため、バケラッタくんにて管理します

ちなみにいまさらですけど、赤字に下線が入っている文字はポチッと押してやると関連記事などへ飛ぶことができたりします
試しにバケラッタくんというところを押してみて下さいw
以前書いた使用方法の記事にリンクしていますm(._.)m

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この個体の親♂はまだ健在です

昨年の正月に有名クワカブショップであるLUMBER JACKさんで購入した福袋に入っていたワイルド個体です

ちなみにサイズは71.1mmと小振りです

とはいっても、すでに★となっていった正真正銘の親である♀もまた野外採集個体なので、はたして間違いなく父親といえるかは怪しいところではあります
追いがけした♂の精子は、それ以前に交尾済の♀の産む卵に対してどの程度の割合で受精するのでしょうね〜
全部なのか、半分なのか、はたまた全くされていないのか・・・

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じゃあ、親子で大きさ比べでもしてみましょうw

明らかに子供のほうが大きいですが・・・

大してひねりもなく微妙な写真ですな、これは

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というわけで、申し訳ございませんがベッドから出ていただきましたw
どうですか?予想羽化サイズどれくらい??

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↑投票ボタン 余剰個体飼育希望の方はメールくだされ

新居での初越冬

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インフルエンザが猛威を振るっておりますこの頃ですが、みなさまいかがでしょうか?
我が家では、先週末からPOKKUN's SON(大)が見事にA型インフルエンザにかかってしまい、挙げ句のはてに学級閉鎖ということで、忙しいこの時期に有給休暇を夫婦で取りながら看病という毎日であります(´・ェ・`)

ところで、昨年家出から無事戻ってきたルパンくんを除く2匹のカメたちは現在冬眠中です
昨年まではマンションのベランダで越冬してもらっていた彼女たちですが、今年は引越して初の冬越しです
しかし同じ屋外でも、3方向をコンクリートで囲まれていたマンションのベランダと一戸建ての吹き晒しの庭では、温度が随分違うようです
一応従来の段ボールのフタ以外にも、エアキャップ(クッション材として使われる俗称プチプチと呼ばれるあれのこと)でケージ全体を覆って凍結対策はしていますが、はたして春に元気な姿を見せてくれるかちょっぴり不安でありますP ゚ω゚)ノ


写真は家出ガメのルパンくん
台湾出身の彼は今年も屋内でぬくぬくしてもらっています
流石に暖房をつけていないと屋内でも寒いので、水中ヒーターにて25℃で管理しています
そして、週に1〜2度の水換えを行っています
その間洗面化粧台にて待機中のところをパチリと撮ってみましたw

そういえば、ブログの最上段にカメ池施工業者さんの募集を掲載していますけど、残念ながらまだ1件も問い合わせをいただいてなかったりします(;´Д`)
日当りとか、陸場とか、はたまた濾過方法など、様々な知識をお持ちの方に施工していただきたいのですが、なかなか難しいのかもしれませんね〜

ついでに有料になっちゃいましたけど、POKKUN's Lifeから広告の類を全部排除してみました
個人的にはすっきりしていい感じです
皆さんからの見た目はどうなんでしょうね〜
さらには、ソーシャルボタンというのも表示してみました
おいらはfacebookmixitwitterも何もSNS関係は手を出していないのでよくわかりませんが、わかる方はぽちっとよろしくお願いします〜P ゚ω゚)ノ

池の件と見映えの件、コメントいただけるとうれしかったりしますm(._.)m
お願いばかりですな┐(´ー`)┌ヤレヤレ

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↑投票ボタン 特に代わり映えしないなら広告付きに戻すかもしれません

タイキビ幼虫飼育2011のまとめ

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皆様、新年が明けまして随分経ちましたがお変わりありませんでしょうか?
POKKUNは例年通り、仕事に追われてヘロヘロでした
奇跡的にこの週末は少し余裕ができましたので、4ヶ月間もほったらかしておりましたPOKKUN's Lifeをこっそり更新致しますP ゚ω゚)ノ

今回はタイ産のCybister属ゲンゴロウ、略してタイキビの昨年度幼虫飼育記をなんとかまとめたいと思いますm(._.)m ペコリ

一昨年に引き続き2シーズン目の飼育が終わったわけでありますが、結果は散々なものでありました Σ(゚Д゚)ガーン
数字が小さくて随分見づらいかとは思いましたが、せっかくなので管理表を掲載してみました

左から順に補足説明させていただきますと、

1.生まれた幼虫の名前代わりの管理番号
2.孵化した日
3.初令幼虫だった日数(−は死亡、以下同)
4.2令幼虫に脱皮した日、赤は2令になれなくて死亡した日
5.2令幼虫だった日数
6.終令幼虫に脱皮した日、赤は終令になれなくて死亡した日
7.終令幼虫だった日数
8.強制上陸した日
9.上陸してから羽化まで(地表に出てきた日ではない)にかかった日数
10.羽化した日(露天掘りにて全頭確認) 、赤は死亡日
11.孵化から羽化までにかかった日数
12.羽化サイズ(単位mm)※素人計測w
13.オスかメスか

といった感じですm(._.)m

16頭もの幼虫を誕生させられたのに、羽化出来たのはわずか5頭というとても残念な結果で終わりました
初令幼虫の死亡が目立ちますが、これは餌の確保が難しかったことが大きいと思われます

今回の飼育では、ワラジムシ、アカムシ、ヤゴを使用したわけですが、やはり成績がいいのはヤゴです
ヤゴの大量確保が出来た8月以後に孵化した初令幼虫の死亡率がとても低いことからもわかる結果です
しかし、前半の2頭の♀たちは初令時の主体の餌がワラジムシでしたから、しのぎの餌としては一応可能だと思います
一方、ホンゲン等では問題なく食らいついた魚類は全く口にしませんでしたので、タイキビ飼育には魚類は使えないということもわかりました
経験上ゲンゴロウ類は無事羽化できた個体であっても、適正でない餌を大量に与えた個体は短命傾向だと思っています
羽化後現在まで、一昨年前に羽化した3頭を含めほとんどが元気にしていることからも、やはり幼虫の餌としてはヤゴの大量確保が大変重要だと感じた結果となりました

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むしろ今回、上陸後に死亡した個体数が多かったことが想定外でした
今までの経験では、大型ゲンゴロウ類の上陸後の死亡はほとんどなかったからです

前回の記事で長い時間前蛹をやっていたNO.8の個体は、蛹にはなれたもののその後羽化することなく★となりました Σ(゚Д゚)ガーン
前蛹の状態で掘り出してしまった結果、再度蛹室を構築させてしまったことで余計な体力を使わせたことが原因かもしれません

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前半に羽化した個体は全て♀でした
死亡した先のNo.8も写真の前足から♀と判りますなw
ホンゲン同様、前翅には密にしわがあるのが特徴です

羽化サイズは全頭平均しても34mm前後と、ホンゲンよりやや小振りです
飼育経験がありませんけどヒメフチトリゲンゴロウの飼育サイズがだいたいこのくらいと聞いていますので、フチトリゲンゴロウより小振りの種なんでしょうなw

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以前公開の記事、『かわいそうな子』で★となったNo.5とNo.8を除けば、上陸後死亡したのは4頭中2頭、羽化出来た残りの2頭も土中日数が前半の羽化個体に比べ1週間〜10日ほど長くなっています

クワガタやカブトの飼育をされたことがある方なら前半羽化が全て♀、後半は全て♂と性別が違うことが日数が伸びた原因という見方をされるかもしれませんが、雌雄の形状やサイズが全くといっていいほど変わらないゲンゴロウ類ではあてはまらない、とおいらは考えています
過去の記憶ではそんな顕著な変化は感じたことがないだけ、という適当な推測ですけどw

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土中で★となって発見された姿はいずれも幼虫の姿のままでした
もちろん蛹室は作成されており、長い時間その中でがんばったにもかかわらず変態出来なかったといったところです
ゲンゴロウ類は完全変態の昆虫ですから、土中では幼虫〜蛹〜成虫と2回の脱皮を要します

それには必要な酸素要求量があるとどこかで読んだことがあります
小難しいことはともかく、この要求量を提供するのに重要なのは飼育温度です
クワガタの飼育では幼虫の低温飼育などが推奨されていますが、蛹化や羽化のタイミングでこの温度をクリアしていない場合、やはり★となってしまうことは多々経験しておりますので、蛹化や羽化の際、温度が重要なのは間違いないと断言しちゃいます( - _ - )

今回のタイキビ幼虫は専用の虫部屋で飼育していましたが、10月半ばからは気温が25℃を下回る日も結構あったと記憶しています
それまでは同じ部屋で飼育しているクワガタ幼虫の菌床の劣化を考慮して26〜27℃で空調管理していましたが、気温が25℃弱くらいまで下がったことは菌床にとっては好都合でしたから、空調を止めてしまっていたのです

まさかこれがタイキビの蛹化に影響があるとは考えていませんでしたが、どうも要求温度が高かったのではないかと現在は考えています
検証個体が少ないのであれですけど、次回があったら上陸時点で30℃程度が維持出来る環境を提供する予定にしています

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なんとか羽化できた♂は今日も元気に加温された屋内水槽で泳ぎ回っています
現在飼育中のタイキビは3世代あわせて♂5、♀3であります

今年は早めに産卵を促して、8月中に全個体上陸が理想かな〜とか考えていますけど、はたして計算通りになりますでしょうかね〜ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

おしまい

 

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 ↑投票ボタン 次回目標羽化率50% (。・x・)ゝ

久々のG-pot

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今日は久々にクワガタですP ゚ω゚)ノ

現在累代飼育によって幼虫飼育中のクワガタは、国産オオクワガタ、ホンドヒラタクワガタの国産2種に加え、頂き物のマレーアンタエウスオオクワガタ、そして以前登場のスマトラオオヒラタクワガタも無事産卵に成功しておりまして、計4種類であります

残念ながら以前紹介のアチェ産85mmブリード個体の♂は、新居に引っ越してくる前に他界しておりますので、親虫は今年正月購入のLUMBER JACK福袋に入っていたこれまたアチェ産のワイルド(野外採集個体)です

満を持して産卵セットを組んだ今年の夏、16頭の幼虫が産まれました

ちなみに今まで、ヒラタクワガタ類は全てマットにて飼育を行ってきたおいらでありますが、加水だのビン詰めだのが面倒くさいので、今年は全ての幼虫を既製品の菌床ボトルで飼育しています(´▽`*)アハハ

それにしてもオオヒラタは成長が早いですな〜
オオクワガタ類に比べると明らかに菌床の食い上がりが早いです
2令初期で投入した800ccの菌床ボトル(写真右)がわずか2ヶ月で終了な感じであります(写真ボトルの裏側は食い尽くされて真っ黒け)

ところで雌雄の判別が出来ない最初のボトル交換は注文するボトルのサイズ決めが困難です
いや、自分で菌床ブロックを購入して詰める場合でも、やはり雌雄の数が判らないとこれまた困難でありましょう(´・ェ・`)
さらには久々のオオヒラタということで、一般的に売られている既製品ボトルでは1400ccまでが普通のため、50gを超えてくるような♂にとっては容量不足です
おいらは月夜野きのこ園さんとかきのこの山さん辺りが低価格なのでよく利用しているのですが、やはり1400ccまでのラインナップしかありません

というわけで、高級かつ温度管理にうるさいG-potを扱うFortechさんのホームページを久々に訪れてみたところ、2000ccのスタウトボトルという商品がありました( ´・∀・`)へー

以前グランディスオオクワガタの飼育で3000ccを使って散財していたおいらですが、今回は♂の数が正確につかめていないこともあり、こちらのボトルを7本注文してみたのでありましたw
ちなみに@945円なり〜
2000ccとはいえ、あいかわらず結構な金額ですな┐(´∀`)┌

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では、たった2ヶ月で食い尽くされた800ccのボトルから幼虫を取り出してみましょう
( ゚Å゚)ホホゥ、なかなかの大きさまで育っているぢゃありませんかw

そして、ボトル内部はほぼ食い尽くされた感であります
これ以上放置した場合、成長は見込めそうにありませんから交換タイミングはばっちりな感じであります( - _ - )イイ!

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これまでに半透明のPPボトル越しの観察で間違いなく♂と確認出来たのは3頭
写真の個体が最大で37g、残りも35g、36gと平均的に育っておりました

これからの成長が楽しみですなw
目指せ!60gオーバー!!ガン( ゚д゚)ガレ

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残りのボトルは里子に出したものがいるので10本

そのうち8本まではボトル越しに♀と確認しております
おいらの経験上♂♀比率は1:2のケースが多いため、13頭中♂は4〜5頭くらいと読んでおります

ということで、食痕の目立つ判別未確定ボトルは♂だろうと思いながら掘ってみたところ ───

前蛹の♀を確認 Σ(゚Д゚)ガーン
なお、残りの♀も大半が蛹室を造っておりますΣ( ゚ー゚*;))
スマトラオオヒラタの♀はわずか1本の800ccボトルで成虫まで持っていけるみたいです

久々に過去データを確認したところ、マット飼育でもオオヒラタ(データはミンダナオヒラタ)の♀は概ね3〜4ヶ月で羽化しておりました( ´・∀・`)へー
もちろん飼育温度がかなり影響すると思いますので、参考程度にして下さいませm(._.)m

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残る雌雄判別未確定ボトルは、産卵セットからの割出しが遅れた9/23投入の1頭のみ
いまのところ食痕も出ていませんが、♂を激しく期待します(-∧-;) ナムナム


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ちなみにホンドヒラタはというと、産卵セットを放置気味にしていたので7頭しか採れませんでした┐(゚〜゚)┌
これまた割出し時点でけっこう加令が進んでいましたから、ヒラタは全般的に成長が早いんでしょうね〜

今更ながら勉強させていただきましたw

 

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 ↑投票ボタン 残りの2000ccボトルはアンテ♂用と・・・何に使おうかしら???

キューッて鳴くの!?

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タイキビ幼虫飼育記2011も、いよいよ佳境ですP ゚ω゚)ノ

強制上陸のタイミングを計るのはとっても難しいタイキビです
なぜなら、餌を摂ったり摂らなかったりはっきりしないからであります┐(´∀`)┌
しかし昨年の経験をしっかりとブログに修めていたことで、今回そのあたりの記事でおさらいをしながら無事全ての個体が上陸時期を誤ることなく潜行してくれました( ´ー`)フゥー...

写真は潜行中の幼虫
しかし、この状態で数日動きませんでしたΣ(゚Д゚;エーッ!
正確にいうと、1日に1〜2cm潜ってはお休みしているという、とんでもないやつですΣ( ゚ー゚*;))
自然界でそんなことが許されるのかは知りませんが、8頭上陸した個体のうち約半数がお休みしながら潜行していきました��( ̄□ ̄;)ナント!!

「上陸時期が早すぎたのか?」と、あせって水に戻そうかとも思いましたが、やはりおさらいにより放置して正解だったのであります( - _ - )イイ!

また、潜り方も個体により様々でした
マルガタシマゲンの土繭とまではいいませんが、地表すれすれあたりを盛り上げているもの、ホンゲンやクロゲンのようにしっかり土中に潜っているもの、さらには地表を盛り上げて作ったのに気に入らなかったのか、潜行1週間後に再び這い出てきて再度潜っていくものまでいましたから、一貫性がないことこの上ありません( ´・∀・`)へー

本来であればこのまま成虫として這い出てくるまで安静にするのがいいに決まっていますが、そこはPOKKUNのやることですからもちろん暴きますよw
実験台のタイキビさん、すみませんねぇヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

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こちらは去る9月4日に潜行したNo.9、すなわち9番目に誕生した個体です
満を持して?潜行2週間後の22日に地表にこんもりと製作されていた蛹室を暴いてみました・・・

ら!

前蛹。でしょこれ?

幼虫の時でさえ跳ねることがほとんどなかったおっとりタイキビですが、前蛹はぴょんぴょん跳ねますΣ( ゚ー゚*;))
容器から飛び出しそうだったので、あわてて湿らせたティッシュでフタをしておきました┐(゚〜゚)┌

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その4日後 ───
無事蛹化を確認!?

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基本的に蛹の脚などはきれいに左右対称のはずですが、この個体は後ろ脚がぴったり対象な感じではないですな 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工

無事羽化するか、ちょっぴり不安(-∧-;)

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これではおもしろくないので、もう少し時間をおいた10月4日、別の個体も暴いてみることにしました

この個体は生きている8頭の中で一番最初に産まれたNo.2
8月30日潜行ですから、もう1ヶ月以上経っております

さて、どうですかな?(・∀・)

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キタ━━━━ヽ(^∀^ )ノ━━━━!!!!
羽化第1号の確認であります(≧∇≦)b

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あんまり蛹室壊したくないので、そーっと観察|д゚)
うーむ、このしわな感じは多分♀ですな

この個体の誕生から83日目のことでありました

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蛹室暴き大会まだ終りませんヽ(°▽、°)ノエヘヘヘヘ
こうなったら全部暴いてやるだす (。・x・)ゝ

次に生存個体中2番目に産まれたNo.3を暴いたところ、蛹の姿を確認P ゚ω゚)ノイヨウ
いよいよ前半孵化チーム(孵化日:7月11〜23日)はNo.8を残すのみとなりましたw

なお。
この個体はNo.2、3が上陸した翌日である8月31日に上陸潜行しております
つまり、遅く産まれて早く潜ったってことですm(._.)m

しかしこいつは掘れども掘れどもなかなか蛹室にたどり着きません
他の個体が地表直下の浅い場所に蛹室を形成していたのに対し、きっちり奥まで掘り進んだ模様であります( ´_ゝ`)フーン
スプーンを使って蛹室を壊さないよう少しずつ、そういうなればカチコチに固まったバニラアイスの表面を削るがごとく、うっすらうっすらと表面のピートを削っていったのでありましたΣ( ゚ー゚*;))
3〜4cmほど削ったところでようやく硬く固められた箇所にたどり着きました
力加減を誤って蛹室内にピートが崩れ落ちないよう、そーっと穴を開けていきます

さてさて、どーだ?

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へ・・・(゚∀゚;)
まだ前蛹?щ(゚д゚щ)ホワイ?
潜って1ヶ月以上経つのに、
まだ前蛹???

そして次の瞬間!
「キュ〜!!」
って鳴きましたΣ(゚Д゚;エーッ!
空耳かな?って思ってつついてみたらまた

「キュキュ〜ッ(怒)!!!」
って、のたうちながら怒られました��( ̄□ ̄;)ナント!!

タイキビの前蛹は鳴くらしい。←本当
長い前蛹期間にもびっくりしましたけど、まさか鳴くなんて心の準備が出来ていなかったのでかなりびっくりでありますΣ( ゚ー゚*;))

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このあと湿らせたティッシュでいつものようにフタをしておきましたが、3日間かけて自ら修繕しておりました(*_ _)人ゴメンナサイ

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というわけで、残りは後半孵化チームの4頭

とっておいたクワガタ幼虫飼育用菌糸ビンのクリアボトルで管理してみました
通気も出来て気密性もあって、観察もしやすいし、脱走されないし、便利。

で、中の様子はというと・・・

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また休憩してますな ┐(´∀`)┌

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↑投票ボタン 今日現在羽化2♀のまま変化なし (。・x・)ゝ

かわいそうな子

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先日タイ産cybister、略してタイキビは“フチトリとは亜種どころか別種である”というかなり信頼出来る筋からの情報を得て、

やっぱりね〜( ̄ー+ ̄)キラリ
とほくそ笑んでいるPOKKUNですP ゚ω゚)ノ

今年のタイキビ飼育は、とにかく羽化までこぎ着けたかった1年目とは異なり様々な新たな発見があって楽しいです(´▽`*)アハハ
いや、全ての個体が上陸したからそんなこと言えますけど、餌の確保は相当しんどかったですw

で、今回公開の記事はこの『かわいそうな子』についてであります(つд⊂)エーン
この子は7月15日に卵から孵ったものの、ほかの子達と比べ食が細く終令になるまでに29日もかかりました
とはいっても、ほかの個体でも早いものでも23日、平均すると26日位かかっていますけど・・・
飼育していたころは続々と終令になっていく他の子達と比較していたので、とっても成長が遅く感じていましたが、データにしてみるとそんなに変わらないですな〜

終令後半になるとヤンマ系のヤゴにも臆することなく食らいついていたので、問題なく上陸までこぎつけられるだろうと思いながらとびきり生きのいいクロギンヤゴを投入した翌朝、こんな感じでたたずんでいたのでありましたΣ( ゚ー゚*;))

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片方のアゴがバカになっております Σ(゚Д゚)ガーン

おそらく食らいついたヤゴが激しく暴れてひん曲がったのでしょう┐(´∀`)┌

昨年は2令のアゴが欠けるといったことがありましたが終令脱皮時には無事再生し、その後無事羽化しています
しかし今回は終令末期
もう再生の余地はありません ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!
しかも、ピンセットから餌を摂ることはほとんどといって不可能なおっとり屋であるタイキビ

めんどくさいので、特にヘルパーはしないことにしました

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翌日、問題なく片アゴで餌を捕らえているところを確認 (。・x・)ゝ

このあと数日間、数匹のヤゴを食べたところでいよいよ拒食状態となりました
今回は全頭強制上陸させていますので、こいつもまたそっと上陸容器に移したところ ───

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なんかお腹が変だな〜( ´・∀・`)

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なんだこりゃ?ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

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さらにここにもイボがあるぽ??|д゚)

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・・・その数日後 Ω\ζ°)チーン

かわいそうな子。

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↑投票ボタン  というわけで、16頭中8頭が上陸、潜行中であります (。・x・)ゝ

食い逃げかよ

昨日、保全作業現場でヤマビルに食い逃げされたPOKKUNです

腕時計の影に潜んで吸血していたらしいヤツは、気づいた時にはヒルジンをたっぷりお見舞いしてご帰還された後でした(# ゚Д゚) ムッキー
しょうがないからしばらく血だらけのまま作業してましたけどw

軍曹が指揮を執っていたので今日は体中が筋肉痛のため、メインの更新はお休みです (。・x・)ゝ


ところでPOKKUN's Lifeもだいぶ記事がたまってきたので、サイト内を検索出来るようGoogle検索フォームを設置してみましたw

ただし、
Google は月にいちどインデックスを更新しますので、先週作った様な新しいページや最近更新したページの語句は検索対象にはなりません。 検索出来るようになるまでには、3週間から2カ月程度かかります。』
とのことですから、最近の記事は検索できませんのであしからず。

左サイドバーにありますので、よかったら使ってみてくだされm(._.)m

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↑投票ボタン 痛みはないけどヤマビルの吸血痕はしっかり残ってます(# ゚Д゚) ムッキー