ケルブス散華
昨日は、4ヶ月ほど放置していた幼虫の餌交換をしました
写真がその幼虫たちの入ったガラス瓶
その正体はヨーロッパミヤマクワガタです
その名の通り、ヨーロッパを中心に広大な地域に生息しているこのミヤマクワガタは、かなり大型になることで知られており、最大のものでは100mmを超すようです
現在複数の亜種が知られているのですが、その中で原名亜種(Lucanus cervus cervus)であるケルブスの幼虫を半年ほど前より飼育していることは本ブログで初公開でしたねw
ちなみに成虫の写真は過去に一度だけ使いましたこちらの記事にありますP ゚ω゚)ノ
とっても見応えのある美しいクワガタですなー
しかしこのケルブスの記事は、今回でおしまいになる予感がする結果が待っていました Σ(゚Д゚)ガーン
実は、半年ほど前に友人のそうぷ氏によって繁殖余剰の初令幼虫を9頭ほど分けていただき、今日まで試行錯誤しながら飼育していたのであります
はじめはカワラ菌床にて飼育していたのですがどうも成長が悪く、なんとか加齢はしていくものの餌をあまり食べずにボトル上部まで上がってきてしまっていたので、ヨーロッパミヤマの飼育では実績のある高級2時発酵マットに移し4ヶ月ほど経ったところで様子を確認したのですが・・・
結果は同じでした Σ(゚Д゚)ガーン
ビンのフタを開けたところ、ほとんどの幼虫がビン上部から☆となって発見されました
生存しているものもやはりビン上部まで上がってきており、やせこけた状態は餌を受け付けていなかったことを証明しています
成長の悪かったカワラ菌床飼育時よりさらに体重は減り、元気のない姿に(´・ω・`)ショボーンであります
何がいけなかったんでしょう?
ちなみに飼育温度は今までずーっと冬だったわけで、いくら温暖な我が家と言えどおおむね20℃前後であります
体から出る何かしらの分泌液によって、オガが頭や足にべっとりとくっついている個体も現れました
国産カブトの幼虫を飼育していたとき、こんな状態で見つかる幼虫を見たことがありましたが、経験上まずこのあと無事である個体はいませんでした
こいつもまた同じ運命をたどるのでしょうか・・・
まだなんとか元気そうな個体は1頭だけでした
それでも体重は4ヶ月現状維持のまま
けっして順調な個体ではありません
こんな風に掘り出すと糞をするのがまともな幼虫
こいつはなんとか摂食できているようですなー
このあと生存していた3頭を同じビンに埋め戻して今回は糸冬 了
ということで交換用に買ってきたマットは封を切ることなく余っちまいました(´-ω-`)
↑投票ボタン カワラのまま放置しておいた方が良かったのかしら(# ゚Д゚) ムッキー