POKKUN's Life

クワガタ・ゲンゴロウ・小動物飼育など

力尽きる命、生き続ける命。


今日は久々更新の、シマゲンゴロウ幼虫飼育奮闘記をお送りしますP ゚ω゚)ノ

前回更新時に気にしていたシマ三郎くんの羽パカ?は、ほとんど気にならないほどに塞がりまして、現在は親たちのいる水槽で元気に暮らし始めました(・∀・)イイ!!

彼の羽化によって後続たちも順風満帆に行くであろうと予測していたおいらでしたが、残念ながらそうは問屋が卸してくれなかったのでありました Σ(゚Д゚)ガーン

もちろん無事羽化してくれた個体も複数出てはいますが、しかしながら上陸後死亡してしまう個体が半数近くにも達しているのが現状です

そこで今日は、力尽きてしまった者たちの写真を多数交えながら、その死因を考えてみようと思います〜m(._.)m


ところで、現在までに水槽内で見つけたシマさんは28頭、うち上陸までこぎ着けたものは22頭です
まだ幼虫が4頭いますから、水中生活中の幼虫での死亡はわずか2頭です

写真はその数少ない幼虫時代に死亡した個体
終令幼虫への脱皮がうまくいかなかった模様です

では続きにて、上陸後に様々なステージに於いて力尽きてしまった個体たちを観察してみましょう〜Σ( ゚ー゚*;))
まずはかなりまともな形のこちらの個体
死後時間の経過とともに黒ずんでしまいますので、こんな色をしています

この個体は頭部に異常が見られますな、目が見当たりませんΩ\ζ°)チーン



こちらは幼虫の殻がお尻のところで止まってしまった個体

脱皮不全でお亡くなりになっていましたΩ\ζ°)チーン



こちらも蛹化不全

背中の殻が割れた状態のままお亡くなりになっていますΩ\ζ°)チーン



こちらはエイリアンちっくでなんともグロテスクに感じるかもしれませんが、前蛹のままお亡くなりになった個体ですΩ\ζ°)チーン



こちらの個体は先の前蛹とよく似ていますが、実はお腹だけ正常に脱皮している個体です
そして、今現在まだ生きていますド━(゚Д゚)━ ン !!!

命尽きるまで見守ってあげようと思います(-∧-;)ナムナム



こちらは上陸後、繭玉を作らなかった個体
体中にピートがまとわりついたまま逝ってしまいました

ちなみに上陸後繭玉を作らずにこのような姿になってしまった個体は2頭目です
───と思ったら、この個体はまだ生きていました��( ̄□ ̄;)ナント!!

そこでおいらは、試しにこの幼虫を洗ってみることにしましたヽ(´ー`)ノマンセー



再び幼虫飼育時のプラカップに水を入れ、ピートまみれの上陸幼虫を投入です

上陸後3日が経過していましたのでさすがにびっくりしてる様子で、ケージ内をきりもみ状態で泳ぎ回っていました

しかし体中にへばりついたピートはなかなか取れません
まるで糊かなにかでくっついているようでした┐(´∀`)┌



幼虫の体に傷を付けないよう、そっとピンセットで取り除いてみたのですがしっぽの先端付近は難しく、結局全てを取り除くことは諦めて再上陸ですm(._.)m
最善は尽くしたのですが、きっと。。。


ところで先ほどお伝えした通り、ここまで幼虫時の死亡はわずか2頭、しかも内1頭は水換え時に不注意で落下させてしまったことが原因でしたので、明らかなミスによらない死亡はわずか1頭です
これはつまり幼虫時の飼育法と、少なくとも2令時までに与えていた餌については何ら問題がなかったといえるデータではないかと思います

しかしここに来て急に死亡率が上昇、上陸後約40%の個体がなんらかの形で死亡しています
これは明らかに飼育中の何かが原因で死なせてしまっているといえるデータとしてほぼ間違いないでしょう

その原因とは何なのか?
その答えを導き出すにはなかなか困難を極めそうですが、全ての個体の結果を見た時点でなんらかの結論を出してみようと思います

というわけで、シマゲンゴロウ幼虫飼育奮闘記は佳境にさしかかって来ましたからまだまだ続きます、今後をお楽しみに〜P ゚ω゚)ノ


で、先ほどの洗った幼虫はその後 ───



蛹室も作らず無事蛹化に成功��( ̄□ ̄;)ナント!!

シマゲン幼虫、奥が深すぎ。


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