アクア・トトぎふ その4
随分と時間が空いてしまいましたが、アクア・トトぎふ その4です (。・x・)ゝ
1ヶ月以上前の記憶を辿りながら参ります
うーむ、大丈夫か?
えーと、長良川の上流〜河口の生き物たちの展示エリアのあと、2階に下りたおいらたちの目に飛び込んできたのは、『メコン川淡水環境研究所』なる看板でありましたw
メコン川は東南アジアを南北に流れている川です
そしてこの研究所では生物学者が、日本と中国、アジアの魚類を比べながらなんだか色々と研究しているそうですw
このフロアではそのほかに、アフリカのコンゴ川、タンガニーカ湖の生き物たちを、さらに1階では南米アマゾン川の生き物たちを展示しています
今日はこの2つのフロアの中から特に印象に残っている生き物たちを紹介します (。・x・)ゝ
では続きをどうぞ〜
まずはいきなり国産最大かつ幻ともいわれる淡水魚、イトウです
あれ?メコン川じゃないの?という疑問は先の説明の通り、日本とアジアの比較というくだりがなければ誰しもが持ってしまうことでしょうw
実際おいらも最初は意味が分かりませんでした(´▽`*)アハハ
ここは釧路湿原の生き物コーナーで、ほかにもエゾウグイといった北海道な名前のついた魚など、見たことも聞いたことも無い様々な魚たちが展示されていました
しかし、見た目は本州に生息している魚たちと酷似しており、おいらのようなにわか野郎にはまるで区別がつきませぬm(._.)m
うーむ、淡水魚もまた奥が深い・・・
そして、同コーナーにはニホンザリガニも展示されていました
何度も写真を撮ったんですけど、見事にブレまくってしまったので看板で勘弁m(._.)m
ニホンザリガニ、生き物に興味のあるみなさまに於かれましては、きっとその存在はご存知かと思います
しかし、実際にその姿を野外でご覧になられた方はいかほどでしょう?
もちろんおいらもいまだ見たことはありません
というのもこのザリガニ、現在もっともポピュラーなアメリカザリガニとはまったくといっていいほど生態が違うのです
まず、冷たく綺麗な水域にしか生息ができません
温かろうが汚かろうが、まるで問題にしないアメザリとは違い、非常にデリケートな生き物なのです
さらに、繁殖能力、成長速度などどれをとってもかなうところは無いわけですが、そもそも生息地域が違うわけで、温暖な関東以南の平野部の水辺には古来より生息していなかったのでしょう
子供の頃図鑑でニホンザリガニの存在を知ったおいらは、そんな生態のことなど知る由もなく、未成熟のアメザリを捕まえて、「これはニホンザリガニか?」なーんて思い込んでいたこともありましたw
現在はアメリカザリガニではなく、ニホンザリガニの好む生息環境に適応出来た同じく人の手を介して移入されたウチダザリガニを代表とする外来生物による捕食圧や、これを媒介としたと推測されるザリガニ特有の伝染病、環境の変化等、様々な原因が重なり絶滅の危機に瀕しています
日本固有種は、やはり大陸の生き物には競争で勝つことはできないものが多いんですね〜
この傾向は日本国内に於ける離島と本土でも同じことがいえそうな気がしますな( ´_ゝ`)フーン
それではここからいよいよ外国の生き物たちを紹介していきますP ゚ω゚)ノ
まずはこのフロア最大の生き物にして、世界最大の淡水魚、メコンオオナマズです
ニホンザリガニのあとには、中国長江の魚なども展示していましたけど、この大型のナマズを見たあとでは記憶も霞んでしまうほどでありました
おいらたちは、近所の超大型熱帯魚店などで様々な外国産大型淡水魚を常日頃見ているので、たいていの場合驚かないわけでありますが、これには驚いたw
でかい!
長いんじゃなくて、でかい!!
写真じゃ分かりづらいと思いますけど、うちのチビも太いですがその何倍もある大きさです
ってもっとわかんねーo(`ω´*)o
ちなみに最大個体は3m、300kgにもなるそうであります (。・x・)ゝ
こんなのは、あのピラルクーとかまで展示している熱帯魚屋さんですら見たことありません
それもそのはず、このオオナマズは国際自然保護連合で絶滅危惧1A類に指定されている極めて希少な生き物なのであります
絶滅危惧1A類っていうのは、野生絶滅が近い将来極めて高い確立で起き得るってことですから、日本でわかり易くいえば一昔前のトキとかと同レベルといったところでしょうか。。。
現在は飼育下で繁殖させた個体を放流しているそうです
しかしこの行為は、専門家による研究の結果やむを得ず行われていることであり、一般の方が生半可な知識で安易に繁殖余剰個体を自然界に放つことは決して良いことではないのかもしれませんね
こちらはアフリカ、コンゴ川の生き物たちの中で見つけたカメさんですヽ(´ー`)ノ
名前をクリイロハコヨコクビガメというそうです
そういえば大型爬虫類店などでは売られていることがあるカメさんですなw
あんまりヨコクビガメとかヘビクビガメとかは詳しくありませんが・・・
ところでここアクア・トトぎふではあまりカメさんは展示されていません
カメ好きにはちょっぴり残念なところですが、カメ族館ではありませんから (゚ε゚)キニシナイ!!
この他にも、ここアフリカの生き物たちの中にはニシアフリカコガタワニというやや小型のクロコダイルや、デンキウナギならぬデンキナマズ、悪名高きナイルパーチ、熱帯魚屋さんでおなじみ古代魚ポリプテルスなど、様々な展示がありました
タンガニーカ湖はカワスズメとか知らない魚しかいないので省略w
こないだNHKスペシャルかなにかでやってたし
そうそう思い出しました、アクトビラが視聴出来る方は是非そちらでご覧下さい
固有種ばかりのおもしろい湖ですよP ゚ω゚)ノ
こちらは1階、いよいよ最後のフロアとなりました( ´ー`)フゥー...
南米アマゾン川の生き物たちです
懐かしの川口浩探検隊によって、子供の頃からなじみの深いピラニアとかが展示されているわけでありますP ゚ω゚)ノ
猿人バーゴンとかはいませんのであしからず
やはりアマゾン川といえばこれ、ピラルクーですねw
おいらは先のメコンオオナマズの解説を見るまでは、世界最大の淡水魚はこのピラルクーだと思っていました
でも長さはやはり最大のものでは4mを超えるものもいるそうで、最大の淡水魚の一つというのは間違いないのかもしれません
この水槽ではシルバーアロワナやレッドテールキャットなど、熱帯魚屋さんでもよく見かける魚たちが泳いでいましたが、やはりそこは水族館、どれもとても大きく、見応え十分であります(・∀・)イイネ!!
もちろん別の水槽ではピラニア・ナッテリーも泳いでいました
ピラニアは種類がいくつかありますが、中でもこのナッテリーが最もポピュラーな気がします
って写真無いけどw
アマゾン川の生き物コーナーではこの派手なヤドクガエルをはじめ、ベルツノガエルやマタマタ、グリーンボアなどの両生類・爬虫類を見ることができます
最近はカエルツボカビ病の件もあり、ペットショップでカエルの販売をしているところは急激に減りましたね〜
以前はこのカエルもよく売られていたのを覚えています
ところでヤドクガエルって、その猛毒を原住民が吹き矢の先端に塗っていたところからその名がついたって知っていましたか?
って、偉そうに講釈足れてしまいましたけど最近テレビで仕入れたネタですw
いよいよ最後となりました、ここはアマゾンの小川コーナーです
こちらでは長〜い水槽にこれまたよく見かける水草を植え込んで、見事なアクアリウム水槽が出来上がっています
底床はソイルで、水草は植え込んでそんなに時間が経っていないような感じですな・・・
でもアオミドロとかは出てないし、髭苔も無い(・∀・)イイネ!!
って、ついついそんな見方をしてしまうのはきっとおいらだけではないはずです
というわけで、ひとしきりお伝えしたアクア・トトぎふの様子はいかがでしたでしょうか?
機会がありましたら季節を変えて再度訪れたいと思います
だらだらとお粗末様でしたm(._.)m
↑投票ボタン 後半かなり息切れ気味でスマソ