POKKUN's Life

クワガタ・ゲンゴロウ・小動物飼育など

冬の睡蓮鉢


師走は忙しいですね〜
特に今年は27日が土曜日ということで、いつもより2日もお休みが多いせいで毎日大忙しのPOKKUNです (。・x・)ゝ
そして冬は生き物ネタも少ないので、久々の更新になりました〜P ゚ω゚)ノ


ネタもあまりないので、今日は我が家のベランダの睡蓮鉢の現在の様子を公開です
以前公開した『夏の睡蓮鉢』とあらためて比較してみると、やはりずいぶんと殺風景な感じですなー

そして生き物の数も随分と少なくなってしまいました(´・ェ・`)
こちらは睡蓮の無い鉢 (。・x・)ゝ
今年の5月に実家付近で捕獲してきたメダカやホンゲンゴロウ虎壱の餌となってしまったヨッシーが暮らしていたこともありましたが、現在はそれ以前より飼育していたヌマエビと、勝手に湧いたサカマキガイくらいしか生き物は暮らしていません

あれほどいたメダカはこの1年の間に全滅してしまいましたΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!
それ以前に飼っていた緋メダカは順調に累代していた環境だったんですけど、なぜ全滅してしまったのでしょうか。。。

また、時を同じくして移植したセリは夏ほどの勢いはありませんが、なんとか定着出来たようです
これで、とあるゲンゴロウの繁殖計画を1年後には実行に移せそうな予感ですなw



一方こちらは本家睡蓮鉢

睡蓮とともに国産マツモもまた越冬状態です
マツモは冬の間、このような『冬芽』と呼ばれる状態となります
夏場はあれほどにフサフサしていたのに、こんな感じになるんです
そして暖かくなると、ふたたび勢いよく成長を始めるんですね〜
面白いですな( ´_ゝ`)フーン



こちらは睡蓮の冬芽
小さな葉を少しだけ出して、水中でこれまた暖かくなるまでじーっとしているわけです

ちなみに冬の寒さに耐えられずに枯れてしまったホテイアオイは除去しましたが、睡蓮やマツモの葉は枯れてもそのままです
そのため、水底にはいい感じでそれらの枯れ葉が分解され堆積していきます

ところで我が家では枯れてしまったホテイアオイですが、環境の良い場所ではしっかり根を張って大型化し、日本の冬を耐え抜くことが出来ますので、けっして野外に捨ててはいけませんよ〜m(._.)m



その堆積物の分解をお手伝いをするヌマエビは、寒くなった今時期もしっかり活動しています
結構な数が毎年累代しているようで、昨年の今頃は季節外れのクロゲンゴロウ幼虫の餌として結構使わせてもらいましたが、今年も数は元通りどころかそれ以上に増えているようです



こちらは同居のカワニナ類の一種(多分・・・)

以前この鉢の内側にべっとりと海苔状に苔が発生したため1匹だけ入れてみたところ、その凄まじい苔取り能力により現在ではほとんどなくなりましたΣ(‘д‘;)
ヌマエビでは歯が立ちそうにないような、海苔状の苔を除去する時にはとっても有用だと勉強させてもらいましたw

この記事2枚目の睡蓮が無い鉢の写真、右下にわずかに残ったその苔が確認出来ます
このカワニナを投入する前は、鉢の内側全体にこれがべったりと貼り付いていたんです
信じられますか〜w



こちらはそのカワニナにたかるヌマエビ

さすがに自らの殻に発生した苔は取れないようですなw
こうしてヌマエビが定期的に掃除してくれるのでしょうか・・・
ってぜんぜん取れてませんが(´▽`*)アハハ

共生ってやつとはちょっと違うかな(・∀・)



そして初公開、この鉢最古参の生き物、シジミです
スーパーで売っている食用のやつではなく、ホトケドジョウを捕まえてきた川から一緒に連れてきた正真正銘の淡水性シジミです

シジミは汽水域の生き物と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは食用として最も出回っているヤマトシジミという種類で、淡水域には“マシジミという種類が生息しています
ということで、このシジミはマシジミであると思いたいのですが、もしかしたらこれまた外来種の“タイワンシジミ”かも知れません Σ(゚Д゚)ガーン

食用として輸入されるタイワンシジミ卵胎生つまり卵を胎内で孵化させて子を産む繁殖形態だそうで、台所で洗った貝が吐き出した砂に混じって稚貝が排水されることは多々あるようです
ということで、排水がそのまま川に流れてしまう環境では、気づかない間に野外に放たれてしまうことになります

さらにこのタイワンシジミ精子内国産のマシジミが受精した場合、幼生は全てタイワンシジミになるそうです 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
これにより、わずか数年の間にマシジミが消失し、タイワンシジミに置き換わってしまったという事例も報告されているようで、現在は要注意外来生物に指定されています

見た目がそっくりなこのシジミはおいらには全く判別出来ませんので、結局我が家の睡蓮鉢にいるこのシジミの正体はわかりませんでした
身近な近所の川から連れてきたこのシジミが、まだマシジミであってくれたら嬉しいですな(-∧-;) ナムナム



そして、��( ̄□ ̄;)ナント!!
いままで既に死に絶えていたと思っていた、ホトケドジョウブラザーズの片割れが生きているのを発見出来ましたヽ(´ー`)ノ

今年の冬を越してくれたら捕獲してきた時のサイズから考えて、生後4度目の冬を越すことになります

いや〜それにしてもよく生きていてくれましたm(._.)m


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