POKKUN's Life

クワガタ・ゲンゴロウ・小動物飼育など

トリカルネットの活用


今日もマルガタゲンゴロウ幼虫の飼育記で参りますP ゚ω゚)ノ

前回の記事で命名したことをお伝えした、虎丸くんは健在ですヽ(´ー`)ノ
少々間隔があいてしまったので心配されていたみなさま、健在ですのでご安心ください(゚Д゚ )ナニガ?


写真は現在の飼育環境であります

ケージのプリンカップに、以前クロゲン用に製作して失敗した上陸セットの橋渡しに使用し、その後改良のため使われずにしまってあったトリカルネットを山折にして入れています

おいらは前回のホンゲン幼虫飼育時、蛹になるために上陸するタイミングを測る方法として、ピンセットにつまんだ餌に反応するか否かで判断をしていました

しかしマルガタゲンゴロウの幼虫は、ホンゲンやクロゲンと比べてはるかに小さく、ピンセットなどでつまんだ餌にはなかなか食いついてくれませんでした
もしかしたらピンセットが怖いのかもしれません

というわけで今回の虎丸くんには、その方法が使えないと判断したのでした

しかし上陸させるタイミングが遅れてしまい、溺死をしてしまったらおしまいです

ちなみにマルガタゲンゴロウの幼虫は、基本的に足場につかまっていることはありません
常に泳ぎ回っているか、水面にバランスよく浮かんでいます
そこで今回、もしこのトリカルネットをよじ登るそぶりを見せたらそのタイミングが

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

と、判断しようと思ったのでありましたP ゚ω゚)ノ
こちらは、現在の虎丸くん

毎日たくさんの冷凍アカムシを食べ、ブラシュリを食べていた頃とは随分と体色も変化しました
また体長は25mm前後ですが、随分と胴回りが太くなりました

同じゲンゴロウの仲間でも、ホンゲンクロゲンの幼虫とは違った形の幼虫です
属が違うと随分変わるもんですな〜
クワガタとは大違いです

ちなみにホンゲンは、
ゲンゴロウゲンゴロウゲンゴロウ 学名 Cybister japonicus

クロゲンは、
ゲンゴロウゲンゴロウ属 クロゲンゴロウ 学名 Cybister brevis

そしてマルガタゲンゴロウは、
ゲンゴロウ科 マルガタゲンゴロウ属 マルガタゲンゴロウ 学名 Graphoderus adamsii

であります (。・x・)ゝ

属が同じなホンゲンとクロゲンは、大きさこそ違いますがそっくりですなw



違うのは体の形だけではありません
顔のデザインも随分と違います

うーむ、ゲンゴロウ属よりはかわいい顔ですかね???
おいらはどっちも醜いと思いますけど。。。

ところでこの写真に写っている前足をご覧下さいm(._.)m
なにかセロハンのような薄い透明の膜が確認出来るかと思います

以前観察したゲンゴロウ属の幼虫にはこれがありませんでした・・・たぶんw
しかし、泳ぎの得意なマルガタには6本の足にこの膜がしっかりと付いています
なるほど、だから水中を上手に泳ぐことが出来るんですな( ゚Å゚)ホホゥ

オールの役目をしているんですね〜(ムツゴロウさん風にw)



ところでマルガタゲンゴロウの終令幼虫の期間は短く、10日前後だそうです

実は先日、またまたゲンゴラーの先輩から上陸タイミングを測るためのすごくナイスな情報を頂きましたヽ(´ー`)ノ
食欲の減退はもちろん目安になるそうですが、もっとわかりやすい方法です

その方法とは・・・
次回以降成功した時に公開しますね〜ヽ(`Д´)ノケチ



というわけで、上陸の退避場所としてのトリカルネットは不要となりました
しかし今日、違う有用性を発見したのでそのまま使用し続けることにしました

写真の通り、マルガタゲンゴロウの幼虫は餌を捕獲するとき、食べるとき、基本は上を向いています
泳いでいる時もそうです
いつも上を向いています
人間で例えるなら、いつもあごを突き出した姿勢です
生まれたときからそうでしたw

どうも下を向くことが出来ないのかもしれません

そして上しか向けない虎丸くんには、水面に餌をセットしてやるのが有効です

確かに前回書いた通り底に沈んだアカムシも一応は食べてくれますが、それでも水面のものを全て食べ終えたあとの話です

たぶん底の餌は食べづらいのでしょう



しかしアカムシを水面に浮かせるのは一苦労です
実際底に沈んだそれを1本ずつピンセットでつまみ上げ、うまく水面に漂わせるのはかなりしんどい作業です

そこで水面すれすれのトリカルネットに解凍したアカムシを載せてみると、��( ̄□ ̄;)ナント!!
いいかんじに全てが水面に浮かんでくれたではあ〜りませんか(≧∇≦)b


ふっふっふ、どうですか〜?
トリカルネットの新たな活用法、自画自賛


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