今年も季節外れの・・・
こちらは我が家のリビングに設置しているゲンゴロウ飼育水槽です
我が家には3本の水槽があり、そのうち以前までクロゲン水槽と呼んでいたものですが、少々リニューアルしました
基本的にはまるで熱帯魚でも飼ってるんですか?というような水槽です
ここに住んでいる生き物は、ホンゲンゴロウ、クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、そしてお掃除係のシマドジョウにミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビであります
水槽内の水草はいずれも外国産のものですが、我が家はマンションの中部屋なのでとても暖かく、冬場であっても水温が20℃を下回ることがまずありません
そのため、特に冬場の低温では枯れてしまうようなこれら外国産の水草たちも年間を通して状態よく栽培が可能です
ゲンゴロウは活発に泳ぎ回る水生昆虫なので、時折この水草の影から飛び出してきて水槽内を泳ぎ回る姿を一年を通して楽しませてくれます
しかし、日本の四季を感じながら繁殖活動をするとされるゲンゴロウをこのような飼育環境で飼うと、本来の行動とは違う事象もしばしば起こります
そして今朝、今年も季節外れの幼虫が誕生してしまいました Σ(゚Д゚)ガーン
ド━(゚Д゚)━ ン !!!
それがこの幼虫w
水中をちゃかちゃかと泳ぎ回っています��( ̄□ ̄;)ナント!!
おいらはいままで3種類のゲンゴロウの幼虫を飼育、無事成虫に羽化させることが出来ましたが、今回のこの幼虫はそれらと比べても明らかに小さいです
ということは、考えられるのはシマゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウの3種類にしぼられます
しかし、コシマゲンゴロウは昨年採集してきたただ1頭の老体個体で、ここにきて産卵するというのはまずないでしょう
飼育個体数としてはシマゲンゴロウが圧倒的に多いので、その線が濃厚かな?
おっと、のんびりしていると見失うかもしれません
早速救出であります (。・x・)ゝ
とりあえずプラスチックの小さな容器に移して観察です
体長は5mmちょっとといった極小サイズです
あまりに小さいので、この写真の頭部を拡大しました
うーむ、エイリアン顔です
お尻の先の呼吸器は二股に分かれています
エイリアン顔で、二股・・・
どうやら正体はマルガタゲンゴロウのようですΣ(゚Д゚;エーッ!
先日のリベンジ採集で持ち帰ったこの個体が親のようですね〜
実はその前に持ち帰ったマルガタゲンゴロウはすでに死亡してしまったので、我が家にいるのはこの1頭だけなのです
すでに交尾済だったんですねw
マルガタゲンゴロウの幼虫は、特にミジンコ類に依存しているそうです
確かに先ほどの顔の写真を確認しても、大きな獲物を捕らえられるほどの立派な牙が見当たりません
そこで、ベランダに設置してある睡蓮鉢から、アナカリスを持ってきて入れてみました
この睡蓮鉢にはたくさんのミジンコ類が湧いているからです
プラスチックの容器を泳ぎ回る幼虫
ホンゲンやクロゲンとは違い、待ち伏せタイプではなさそうです
活発に泳ぎ回っています
しかし小さいな〜
今回ははっきりいって、無事成虫までこぎつける自信が全くありませんヽ(´ー`)ノ
ミジンコ、無事に見つけて食べることができるのでしょーか?
そしてさらに孵化してくる個体がいたらどーしよう((;゚Д゚)オレシラナイ
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