POKKUN's Life

クワガタ・ゲンゴロウ・小動物飼育など

人工カワラ材


今日は久しぶりにクワガタ共通ネタでお送りしますP ゚ω゚)ノ

おいらのブログは例に漏れず、カテゴリごとに区分して公開していますが、この『クワガタ共通』カテゴリは、一般的なクワガタ飼育用品の紹介などをメインに取り扱っていますので、お役に立てば幸いですm(._.)m

ただし!失敗などの苦情は聞いてあげるだけですので、そこんとこよろしくです〜 (。・x・)ゝ


というわけで、今回は“人工カワラ材”を紹介します

クワガタは一般的に朽ち木と呼ばれる、キノコによって朽ちた広葉樹の材部分に産卵する種類が多いですねw
そんなクワガタの繁殖には、当然そのような材が必要になります
世間一般に産卵木という商品名で売られているものがそれですねw

最近ではそんな朽ち木(大半は椎茸のホダ木)を粉砕したもの(一次発酵マット)や、さらにそこへフスマ(小麦の外皮の部分)や小麦粉などを添加した上でさらに発酵をし直して栄養価を高めた(二次発酵マット)、高級な幼虫飼育専用マットなども売っています

そのため、同じ朽ち木でも土中に潜っている部分などに好んで産卵するノコギリクワガタヒラタクワガタの仲間では、これらの昆虫マットのみを使って産卵をさせることも可能ですが、地上の立ち枯れ部分などに好んで産卵するオオクワガタなどでは、やはり産卵木を用意してやらなければ産卵は難しいでしょう


そんな材に卵を産みつけるクワガタの仲間の中には、椎茸の廃ホダではなかなか産んでくれないような気難しいものも存在します
そんなクワガタたちの生態を解析し、数年前から登場したものがこの人工カワラ材です

これは廃ホダなどにさらに人工的にカワラタケというきのこを培養したもので、前述のような産卵困難なクワガタの繁殖を容易にした商品であります

手間がかかっている分、価格は通常の産卵木(椎茸の廃ホダ)より高めですが、その分効果は絶大です

さらに、生きた菌を培養しているため適度な湿度も保たれており、通常販売されている乾燥した産卵木のように加水することなく使用することが出来るため、初心者でも容易く繁殖を成功させることができるでしょう

また、最近人気のある外国産のクワガタの中には、これに代表する人工埴菌材でないと産卵させられないと言われるものも存在しますので、侮れませんw


ではうんちくはこの辺にして、早速袋を開封してみますP ゚ω゚)ノ

こちらが開封した人工カワラ材、今回はKBファームさんのスーパーカワラ材であります

ちなみに値段は2本入りで、@945円(税込み)
いままで購入していたお店の半値でしたので家計にやさしいですな(*^ー゚)b グッジョブ!!
思わず3セット買ってしまいましたw


ご覧の通り、材全体がカワラタケ特有の皮膜で覆われています
そして、排出した水分でべとべとだったりしますので、開封時は気をつけましょう (。・x・)ゝ

保存は常温でもしばらくは可能ですが、どんどんと分解が進みやわらかくなってしまいます
ということで、長期保管の場合は菌糸ビン同様冷蔵庫に入れるといいそうです(。・x・)ゝ



以前初めて購入したときに、いつもお世話になっているそのお店の人に使い方を伺いました

P「これって、このまま使えるってことですけど、そうなんですか?」

お店の人 「はい、加水は必要ないのでそのままOKデスヨ」

P「ヘー(´ν_.` )ソウナンダ」

あ、お店の人は日本人ですw
でも、お馬鹿なおいらは、皮も剥がずにそのまま置いて、案の定産卵せずという悲惨な結果を迎えたことがあります (。・x・)ゝ

というわけで、スプーンやナイフなど何でもいいので、きれいに皮膜&樹皮を取り除いてから使いましょうw

ちなみにこのスーパーカワラ材の樹種は、どうもコナラぽいですな
より高級なクヌギではないみたいですが、別にどっちでもいいので(・ε・)キニシナイ!!



・・・そして、残った残骸

一般的なホダ木の樹皮は、成虫飼育ケースに入れて転倒防止用などに転用(クヌギのほうが厚みがあって( - _ - )イイ! )できますけど、こいつらはカワラ臭くて、しかも皮膜べっとりで見た目にもやな感じなので、おいらの場合はこのあとは燃えるごみです (。・x・)ゝ

何か有用な転用方法をご存知の方がいらっしゃいましたら教えてくださいませm(._.)m



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 ↑投票ボタン ということで、あるクワガタの産卵セットを組むってことですP ゚ω゚)ノ