POKKUN's Life

クワガタ・ゲンゴロウ・小動物飼育など

アゴの再生とヤンマヤゴについて


最近ふたたびブログ更新が倦怠期に突入しつつあるPOKKUNですP ゚ω゚)ノ
ですが、やっぱりタイ産Cybister、略して“タイキビ”の飼育記は今後の備忘記録にもなるのでつらつらと書いてまいりますm(._.)m

こちらは以前の記事で片アゴが折れてしまった2令幼虫が、無事終令へと脱皮したばかりの写真
皆様のご指摘通り、しっかりと再生されていました(・∀・)イイネ!!


こちらは真上からのアップ
ご覧の通り左側のアゴは若干短いですが、ちゃんと再生されていますね〜

アゴの再生についてはこれでおしまい(≧∇≦)b



ところで、タイキビの幼虫は終令になってもやはりのん気というか、おとなしいというか、どんくさいというか、本当に手のかかる性格です
先日採集してきて飼育していた、数週間前まで終令をやっていたホンゲン終令とは全く違うと断言出来るほどのんびり屋です

ちなみに終令の餌は、満を持してクロスジギンヤンマのヤゴであります (。・x・)ゝ虎徹くんありがとー重宝してますよ〜

まずホンゲンであればヤゴを見せた瞬間追いかけてきて食いつくわけですが、そんなことはまずありません
たいてい写真のように同居が続きます

ちなみにクロギンのヤゴは絶食期間が長くてもほとんど落ちることがないのでとても重宝する生き餌ではありますが、実はやや扱いにくい部分があります

それはとっても獰猛な性格という点であります (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル



ということで、手塩にかけて育てているタイキビたちが返り討ちに遭わないよう、与える前にはヤゴのアゴを切り落とすことにしました

アゴを切除しないで先日採集のホンゲン終令に与えたところ、速攻で食らいついたホンゲンにまるで映画『エイリアン』のように伸縮するこのアゴを使って反撃するシーンを目撃したおいらは、以後迷うことなく全頭切り落としてから与えています
ちなみにこの反撃は間一髪ホンゲンには届きませんでしたけど、届いていたらダブルK.O.は必至だったでしょう( ´ー`)フゥー...



しかし、アゴを切り落とすと今度は映画『プレデター』のような体液が出ちゃったりします
正確にはもう少し緑が濃いですけど (゚ε゚)キニシナイ!!

個体によってはこれが原因で間もなく★になってしまうものもいます

与えた瞬間食らいついてくれるホンゲンなら問題なかったのですが、とにかく吞気なタイキビくんたちは、活きていないと餌と認識しないことも多々あったため、無駄に死なせてしまったヤゴが出てしまったこともありましたo(`ω´*)o

本当にめんどくさい幼虫だな、タイキビヽ(`Д´)ノプンプン



また、アゴを落としても第2の武器があるのがヤンマヤゴの面倒くさいところ
それがこのお尻の突起です

しっかりと指で押さえながらアゴをハサミで切ろうとすると、体をくねらせてこの突起で指をちくちくと刺してきやがります( ゚Д゚)ドルァ!!
刺された感じ的には、プラモデルのプラスチックくらいの硬さがあるので、こいつもまた柔らかそうなゲンゴロウ幼虫になら簡単に刺さってしまいそうですな〜 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

でもこっちの武器はもう面倒くさいので特に何もしなかったりしますヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ


そうはいってもやはりゲンゴロウ属の端くれ、知らない間にそーっと近づいていつも首根っこあたりにタイキビは食らいつきます
そして息の根を止めたあとは、体のあちこちに牙を刺し直しながら中身を溶かして吸い尽くしていくのでありました



写真は上陸2日前の終令タイキビ。
朝晩1匹ずつ、1日合計2匹のヤンマヤゴを平らげながらやっと先日最初の1頭が上陸、終令に脱皮してから12日間、孵化から数えると実に46日間かかりました

結構かかったな〜と思ってあらためて以前のホンゲンの記録を確認したところ、思っていたほどは変わりませんでした(´▽`*)アハハ
ちなみにホンゲンは孵化から上陸まで38日間でしたw
まーホンゲンの時はたくさん餌を泳がせていたので空腹期間がなかったし・・・
データ的に1頭しかないからあれですけど、同じくらいということでいいんですかねヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

しかしタイキビは水換え時も上陸時も跳ね回ることはなかったし、ほんとまな板のコイって感じです
やっぱ根っからののんびり屋なのかな〜
くどいですけど、この辺はホンゲンやコガタノなんかとはまるで違いますな( ´_ゝ`)フーン

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