ブラシュリでびゅー
先日の記事で少し出てきました、ブラインシュリンプの卵です
こちらはペットとして飼うというより、個別に用意した器具を使って卵から孵化をさせてから小動物の生き餌として使うものであります
ということでとっても面倒なので、今までなんとか使わないよう頑張ってきましたけど、とうとうデビューの日がやって参りました..._〆(゚▽゚*)
一般的には熱帯魚の稚魚の餌として使われることが多いようですが、その他にもやっかいなことに生き餌しか食べないくせにとっても口が小さい生き物、とかの餌として使うのがもっとも有効でしょう
だって、面倒くさいからw
人工海水を作って、エアレーションして温度を上げてetc...
そうやってやっと孵化したミクロなサイズのこいつを、今度はせっせと集めて真水でゆすいで・・・
あ〜、面倒くさいo(`ω´*)o
他のもので代用出来るならそっちの方がはるかに楽です
・・・でも始めたからにはきっちりやりますよ (。・x・)ゝ
なにしろおいらは凝り性だからw
実は以前イモちゃんが我が家に現れた時、このブラシュリを使用することを真剣に検討していたことがありました
結果的には外の睡蓮鉢に湧いていた微生物を水草ごと飼育ケージに入れることで、ことなきを得たわけですけどw
というわけで、面倒くさいブラシュリをもっとも楽チンに与えるための装置を勉強していたおいらは、早速見よう見まねで作ってみました (。・x・)ゝ
真似させてもらったのは、
『aquarium:〜小型美麗種の世界〜』
という洗練されたホームページの中の、
“究極? ブラインシュリンプ孵化器の自作”
というコーナーで紹介されていた孵化器ですm(._.)m
熱帯魚屋さんにはこの孵化器の既製品も販売されていたのですが、こちらで紹介されているものは比較的簡単に作ることができ、また孵化後に残された殻と孵化したブラシュリを分ける作業も不要なため、むしろ既製品よりとっても(・∀・)イイ!!と思ったのであります
それではこの孵化器の特徴や作り方はリンク先を読んでいただくことにしまして、おいらは実際にこれを作ってみた時のことを書いてみようと思います (。・x・)ゝ
と、その前に、ブラシュリの卵や孵化器の材料として必要なものを買いに行ったついでに、こちらの比重計も購入してみました
この比重計は、人工的に海水を作る時にあるととっても便利な道具です
水にとけ込んだ塩分の濃度によって浮力が変化することを利用して、中央の針がその濃度を計測してくれるわけであります
ブラシュリは結構適当な濃度でも孵化するそうですが、なにしろおいらは初めての経験ですので迷うことなく買ってきましたw
使用後にあわてて撮ったので、水で濡れていてあんまりよろしくない写真ですまんことですm(._.)m
それではいよいよ製作です
こちらは孵化器本体に使うペットボトルです
実はこの孵化器を作るにあたり、一番重要かもしれないのはこの2種類のペットボトルの合体具合ですw
上の写真を見てもわかる通り、底を切り取ったペットボトルを逆さまにして、上部をこれまた切り取った違うペットボトルに差し込むわけですが、これがなかなか難しかったのでありました
なので、ここはとーっても役立つ情報ですよw
我が家に大量に転がっていた様々な形のペットボトルの中では、最終的にこの2種類がベストでありました
ポイントは若干小さい方のペットボトル、
日本コカ・コーラ社より発売されている
『綾鷹』
であります ズサ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
この商品はなかなか見かけることがない425mlのペットボトルであるため、他の500mlの製品より一回り小さく無理なく差し込むことが可能です
そして一方、それを差し込む方は伊藤園の主力商品(たぶんw)、
『お〜い お茶』500ml
おいらは濃いめが好きなので“濃い味”ですが、その辺は好みでチョイスされるとよいでしょうP ゚ω゚)ノ
ところで500mlのボトルも様々な形があります
色々試してみましたが、差し込んだときのフィット感はこの“お〜いお茶”500mlが素晴らしい具合でした(・∀・)イイ!!
ちなみに、サントリー社の『伊右衛門』は中央部分がくびれているので全然ダメでした Σ(゚Д゚)ガーン
これらのペットボトル選びは、実は作業の中で一番時間がかかりましたw
さあみなさん、これら製品が発売されている今のうちにコンビニへ走りましょう( ゚Д゚)
こちらは完成した孵化器の底部分のアップ
ブラシュリは30℃前後で約24時間で孵化させることが出来るようです
現在の室温では到底難しい温度ですので、水槽の照明の上に置いています
また、エアレーションの振動音を緩和したり、滑り落ちることを防止するため滑り止めのゴムマットを使用しています
ところで穴をあけるには電動ドリルドライバーなんかがあると、とってもはかどって(・∀・)イイ!!ですね〜
ドリルの径は5mmのものを使用すると、L型ジョイントも水漏れもなくばっちりです
ちなみにジョイントは、ホームセンターなどでも容易に手に入る水作社の“ジョイントセット”を使っています
そして受け側のペットボトル側面にも穴をあけ、やわらかいシリコン製のチューブを通します
堅いチューブだと差し込みにくいので注意しましょう
そしてこの弁についているコックをひねると、矢印の方向にブラシュリが流れ出して行きます
この写真では、弁の取り付け方が本家の紹介されているものとわざと変えてあります
こうすることで“逆流防止弁”を用意せずとも、エアーポンプへの逆流を止めることが可能であります(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ
そして流れ出たブラシュリをこの容器で受け止めます
ブラシュリはとっても小さいので、普通の金属製茶こしではまず抜け出てしまいます
そこでおいらはコーヒーフィルターを使って濾すことにします
一連の工作が楽しかったおいらは、調子に乗ってもう一個作ってみました(゚∀゚ )アヒャ
でもこれにより時間差で孵化させることが出来ます
常に新鮮かつ栄養価の高い状態で餌として使用することが出来るというわけですねw
ちなみにブラシュリは孵化直後がもっとも栄養価が高いそうです
その後は次第に栄養価が下がるということなので、湧かす度に使い切るのがベストかもしれません
こちらは卵を投入した直後の容器内の様子です
容器下からエアレーションしているので卵は水中を舞い上がり続けます
まだ入れたては、ご覧の通り茶色の粉末です
そしてこちらは設置後24時間が経過した容器内の様子
写真ではわかりにくいですが、孵化したブラシュリのオレンジ色に変化しています
湧いた後もエアレーションを続けないと酸欠で死んでしまうそうですので、このままぶくぶく舞い上がっていてくださいm(._.)m
いや〜面倒くさいけど面白いね〜、ブラシュリ。(´▽`*)アハハ
↑投票ボタン 何に与えるかは次回公開ですP ゚ω゚)ノ バレバレですけどw