POKKUN's Life

クワガタ・ゲンゴロウ・小動物飼育など

産卵セット組みました


先日公開した人工カワラ材で、タランドゥスオオツヤクワガタの産卵セットを組んでみました
とはいっても、組んだのは6月10日ですけどw

ちなみに今回2回目となるタランドゥスの繁殖に挑戦となりました
まだまだコツが解っていないので少々心配ですΣ( ゚ー゚*;))
さてさて成功するでしょうか???


セットの内容は写真の通りです
前回産卵に成功したときとほぼ同じ状況を作り出せれば、きっと成功するだろうという考えのもとに組んでみましたP ゚ω゚)ノ

内容は極めて簡単です
まずは乾燥した奈良オオクワセンターの新埋め込みマットを加水せずに5cmほど敷き、その上に前回下ごしらえをした人工カワラ材を立てて2本置いたのみです

なお、セット投入前に♂の飼育セットに♀を投入し、きっと交尾は完了しているだろうという憶測のもと、その約1週間後に♀のみをこの産卵セットに投入しました
種親の♂はこいつです
以前も公開しました80mmオーバーの個体です
羽化後まだ5ヶ月程度でしたが、交尾意欲は満々でした

タランドゥスは興奮すると頭部を上下に動かしながら、まるで携帯電話のバイブレーション機能の様に振動します

この行動が見られると繁殖可能である、とおっしゃる方もいらっしゃるようなので、今回はそれを信じてこの振動を確認出来た先日が繁殖開始の日となりましたP ゚ω゚)ノ

しかし噂には聞いていましたがこの行動はなかなか面白いですね〜
前回繁殖に使用した個体は老体だったためか振動しませんでしたので、こいつに初体験させてもらいましたP ゚ω゚)ノ

とっても面白いので、家族全員、POKKUN's SON(小)まで堪能させていただきましたΣ(^▽^;)



こちらは♀、我が家で最大個体の52mmの個体であります

♀もまた振動するとかしないとか???
少なくともおいらは確認出来ていません

それにしてもタランドゥスの成虫は力がとても強いですね〜

♀であっても足の力は凄まじく強く、指にがっちりしがみつかれ、さらにこの鋭利で短いニッパーのような顎で齧り付こうとしてきたときには、まぢで焦りました(((( ;゚д゚)))アワワワワ
おそらく国産カブトの比ではないほどの力ですので、試す方はくれぐれも気をつけてくださいP ゚ω゚)ノ

もちろん♂の挟む力も半端ではありません
以前不注意で挟まれた傷は、完全に治るまでに1ヶ月ほどかかりました←本当

気をつけましょう(つд⊂)エーン



そして、セット後半月が経ちました
全然産卵の兆しがありません(´・ω・`)ガッカリ・・・

タランドゥスの産卵は材の内部に穿孔し、そこに大きな部屋を作って行われるため、まずは大量の木屑が出るはずですが、ご覧の通り異常なしです (。・x・)ゝ

というわけで、再度♂を同居させてみました
もしかしたら未交尾かもしれないしw

さらに産卵木を1本寝かせてみました
確か以前成功したときは2本とも寝かせていたような気が・・・

結構適当ですP ゚ω゚)ノ



しばらくすると、早速♀を見つけた♂が覆いかぶさっていましたΣ(^▽^;)

しかし、この♂はアホですか?
♀の頭に向かって交尾器を出して必死に差し込もうとしてました Σ(゚Д゚)ガーン
その鋭い顎でチョンパされたらどーするんだー

でも、その後間違えているのに気づいたらしく180度回転して、時折♀の上翅を後足でこすり交尾を促していましたが、全く応じない♀w

すると今度は牛のように頭を上下に振りながら突進し、♀を餌場から排除しようとし始めました
しかし前述の様に強い力でしがみつき、全く離れない♀

もしもヒラタクワガタや気の荒い外国産オオクワガタだったなら、間違いなくこの♀は挟み殺されていたでしょう(((( ;゚д゚)))アワワワワ
不思議と♂がその大顎で挟み込もうとはしないのは興味深い観察でしたw


しばらくそんな光景が続きましたが、この♂はあきらめたのか交尾はすることなく、♀に覆いかぶさったまま餌を食べ始めましたとさ┐(´∀`)┌


─── そしてさらに数日が経った今日、再び♂を取り出しました
前回もセットから穿孔まで数ヶ月を要しましたので、しばらく様子見をすることにします (。・x・)ゝ


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