POKKUN's Life

クワガタ・ゲンゴロウ・小動物飼育など

上陸セット実験終了


先日公開しました、ホンゲンゴロウ幼虫“虎壱”のために製作した上陸セットは失敗に終わりました Σ(゚Д゚)ガーン

5月30日から餌を摂らなくなった虎壱は昨日までの4日間、時折ケースの中をせわしなく徘徊し、まさに上陸場所を探しているような様子を見せることもありました
しかし、すぐそこにある上陸場所には気づかないのか、橋渡しのトリカルネットを登ることはなかったのです

実は先日の6月1日、トリカルネットにさらに手を加え、登りやすい工夫を施しました
また同日、虎の子の1頭でこれまで手塩にかけてきた虎壱が、このまま溺死してはあまりにも切ないので、このケース内の上陸用ガラスビンに強制的に上陸させたこともありました

しかしその時はすぐに水中に戻ってしまい、おいらとしては「まだ上陸する気はないのだな」と感じたのでそのままケースから取り出すことはしなかったのです


「いつになったら上陸するのだろう」と少しは心配していましたが、「これだけしっかり上陸するための工夫を施したのだから、クロゲンの時は改良後全て上陸に成功したんだし大丈夫だろう」ということで静観を決め込んでいたのでした


─── そして、6月2日の早朝4時40分頃、日頃は地震があっても起きることのないおいらですが、ふとまさに虫の知らせのようなものを受信!
飛び起きるとすぐさま、迷うことなく虎壱の様子を見に向かいました

するとそこには、��( ̄□ ̄;)ナント!!水底に横たわっている虎壱の姿があったのですド━(゚Д゚)━ ン !!!
あわてたおいらはすぐさまケースの中から虎壱を救い出し、とりあえず上陸用のガラスビンの上に乗せてみました

すると!
すくい上げた時には微動だにしなかったように思えた虎壱が、わずかではありますが動き始めたのですヽ(´ー`)ノバンザーイ



その数分後、まさに息を吹き返した虎壱。

猛スピードで土中に潜行し始めましたΣ( ゚ー゚*;))



カブトムシの幼虫などのように、もともと土中での生活に特化したような体の構造を持たないゲンゴロウの幼虫は、時折体をドリルのように回転させながら必死に潜って行きます

実際の生息地も水際の極めてやわらかい土中で蛹化するのでしょうから、人工的にそれを再現してやる必要がありますなw
もちろん以前公開した通り、その辺りは抜かりありませんP ゚ω゚)ノ

たまに休憩をはさみながらも、こうして虎壱は無事土中に姿を消しましたヨカターヨ・゚・(ノД`)・゚・


こちらは現在の虎壱羽化用ガラスビンの様子

当初はケースをそのままにしておこうかとも思いましたが、場所をとるし、食べられることなく生き残った緋メダカも移動させてあげたかったので、プラケースからビンを取り出し、ラップでフタをして空気穴をあけ、静かな場所に安置することにしました (。・x・)ゝ


これで虎壱ともしばしのお別れです
約1ヶ月後には見事な成虫となって、再びおいらにその姿を現してくれることを祈りたいと思います(-ι-З)


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