帰省中の採集・観察 その2
昨日の採集・観察で満足出来ないおいらは、翌日朝早くにPOKKUN's SON(大)を従え、違う場所へ再び出かけました
ちなみに今回は父は誘っていません
孫の相手で疲れたので遅くまで寝る、と前日に言っていたからですが、それよりも自らはしゃいで疲れたからかもしれませんなw
おいらのワクワク感を邪魔されて、先に荒らされては困るので好都合ですΨ(`∀´)Ψケケケ
で、まずはここです
この場所は高校時代の通学路の道中に広がっていた田園地帯の場所で見つけた、廃棄田のようです
過去形になっているのは、現在は大部分が宅地やお店に変わっているため、田園地帯ではないからです
ということで、もしかしたらそこで暮らしていた生き物たちがひっそりとここに退避して生き延びているかも、と思ったのでした
しかし、到着と同時に鼻を突く、どぶ臭い悪臭!(゚ν゚)クサー
植生こそ良さそうな感じがしましたが、いやな感じです
さらに水面は油膜が貼っています
タモを入れると案の定、アメリカザリガニくらいしか入りません
タモが臭くなりそうなので、もうここは探索終了、次の場所へ向かいました(´・ω・`)ショボーン
こちらは自宅からすぐの場所にある人工の池です
なお、この池は釣り堀として解放されており、フナやコイが放されています
一応、吸い込みを使った投げ釣り禁止、とか、稚魚育成スペースの立ち入り禁止とか、キャッチアンドリリースのみとかルールがありますが、無料のため、朝の6時ですけど結構な人が子供連れでやってきていました
池の周りはしっかりと護岸工事が施され、写真に写っている湿地も黒いビニールシートが貼られ、おいらにはあまり魅力的な場所ではありません
実は、とある生き物を撮影するためにやってきました
ここにも“マムシに注意!”の看板があります
看板があるってことはいるんでしょうな〜
でも目的の生き物はマムシではありません
はい、発見しました、ウシガエル
今回の目的はこいつです
何かを期待していた方、ごめんなさいm(._.)m
前回の記事でおたまじゃくしを公開したので、成体も撮影しようと思ったのでしたP ゚ω゚)ノ
この池の橋の下には必ずいるのを知っていたのでやってきたわけです
ちなみに写真には3匹のウシガエルが写ってますね
分かりますか〜?
ウシガエルをカメラに収めたあとは、この池のすぐそばにある田んぼまで行ってみました
田んぼはまだ水が入ったばかりで水生昆虫がいそうな感じはありませんでした
また、そのほかにも特に気になるポイントは見つからなかったのですが、ここでトノサマガエルの幼体〜亜成体を捕まえました
トノサマガエルもまた現在減少している生き物です
そして、田んぼに対する依存度が高いカエルであります
先日の場所では比較的多くの個体を確認出来ましたが、ここでは極端に少ない印象でした
すぐ近くにはウシガエルが多数生息しているわけですから、捕食圧もあるかもしれません Σ(゚Д゚)ガーン
また、都道府県別のレッドデータブックには、絶滅危惧種に指定しているところが何県もあります
特に稲作が盛んな新潟県で絶滅危惧II類に指定されているのは興味深い話です
なお、北海道を除く全国に分布しているそうですが、不思議なことに仙台平野から関東平野の間には分布をしていません
持ち込まれた個体の分布が局所的にはあるようですが・・・
というわけで、観察のため滞在中のみ飼育することにしましたP ゚ω゚)ノ
カエルの飼育はたいへんですしねw
↑投票ボタン 次回は捕まえた生き物の写真を公開予定ですm(._.)m