ゲンゴロウ採集記 その1
(繁殖飼育個体を譲っていただいた、我が家のホンゲンゴロウ)
本日より、去る10月7日に行って参りました、ゲンゴロウ採集記をお送りします
この採集記を公開するにあたって最初にお伝えしたいことがあります
過去にも色々と絶滅危惧などの記事を書いてきた訳ですが、今回の採集記を書くことによって、乱獲などを助長するのではないかと懸念しておりました
しかし、現在の日本における自然環境の保全、希少動物の保護などに少しでも多くの方が関心を持っていただけたら、という前向きな気持ちから今回公開を決意しました
そういった趣旨から、採集場所や採集方法の具体的なことが判ってしまう写真はあえて掲載しませんが、どうぞご理解のほどよろしくお願いいたしますm(._.)m
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現在ホンゲンゴロウ(正式名はゲンゴロウ、ホンゲンゴロウは俗称です)は都市部からは完全に姿を消し、おいらの中では幻の昆虫であります
かねてより、ホンゲンゴロウを自然の中で観察・採集したいと思っていたおいらは、その目的を果たすため、ド素人なりにここ数ヶ月入念な準備をしておりました
今回同行を依頼したのは、おいらより生き物に詳しい元会社先輩のそうぷ氏
彼はおいら以上に多数の生き物を飼育した経験を持ち、また頻繁にこのブログにもコメントしてくださる、おいらのクワガタ飼育に火をつけた張本人です
しかし、そんな彼ですら自然界でホンゲンゴロウを見たことはないそうです
そして、15年来の付き合いとなる関西人T氏
水辺に精通している彼は、魚に対する関心が高く、希少な日本の淡水魚についても詳しい人物でありますが、趣味はブラックバスのルアーフィッシングであります
バスがいるところにはそれらが生息しているはずもなく、珍しい水辺の生き物を見られるのなら、と同行を快諾していただきました
彼もまた、自然界でホンゲンゴロウを見たことはないそうですが、今回その知識と装備をあてにしてご同行願った訳であります
なお、今回のおいらのターゲットは
1.ホンゲンゴロウ
2.クロゲンゴロウ
3.シマゲンゴロウ
の3種類であります
いずれの種類も都市部付近ではほとんど見ることができなくなったゲンゴロウたちです
そうぷ氏は
1.タイコウチ
2.ミズカマキリ
3.マツモムシ
タガメは?と聞いたところ全く期待していないそうです
最初からあきらめている模様ですな(´・ω・`)ショボーン
T氏は特にないということでしたが、なぜか車にはロッドが3本にルアーケースが積んでありましたw
あわよくば釣りを始めるつもりみたいです
ちなみにバスはゲンゴロウを食べてしまうのです Σ(゚Д゚)ガーン
ということで今回の目的の趣旨からして、釣れた時点でその場所を撤収するのはいうまでもありませんけどw
いよいよ当日の早朝、出発の時がやってまいりました
目的地はいつの時代のものか判らない情報と勘だけを頼りに行く、初めての場所です
果たしてホンゲンゴロウには出会えるのでしょうか〜?
つづく